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2005/11/17

女帝反対論批判の反論(その1)

   女帝反対論に批判的なブログのトラックバックがありますので、反論します。ただ今回は反論までいきません。意見を述べるにとどめます。
 
  川西正彦(平成17年11月17日)
 
  まずSapporo Lifeの「女帝容認問題」

「そもそも旧宮家の復活を前提にしている女性天皇反対論は支持の拡がりは難しい。皇室の知識のない人だと、戦後に皇籍離脱した宮家は昭和天皇の再従兄弟ぐらいの関係ぐらいな感覚の人もいるが、旧宮家の存在が注目され、旧宮家が南北朝時代の崇光天皇を祖とした分家という縁戚だと知られるようになり、かえって旧宮家復活の期待はトーンダウンしたように思える」、さらに後段で「できるだけ対立を煽らずに落としどころを見つけるべきであろう。 私は基本的には女性天皇容認であるが、あえて男系維持派にアドバイスするならば、以下の3点の条件闘争に変更する以外は支持を得られないであろう。(1)女性天皇を認め、その上で女性天皇の配偶者は皇族(旧宮家を皇籍復帰させる)から選ぶことを不文律とする。(2) 旧皇族のうち内親王、女王と婚姻したもののみ養子として皇籍復帰を認め、皇位継承権を与える。(3)旧皇族のうち昭和天皇の血を引く東久邇宮家のみ復帰を認める。」と述べています。

前段の部分については次回反論することとして、今回は後段の部分について私の意見を述べます。
  (2)と(3)はともかく(1)は事実上、伝統的な皇親内婚の男帝優先規則(9月10日女帝絶対反対論第7回をみてください)に反し、旧皇族を皇配族に貶めようとするプランであり、旧皇族の家系・家格に対する矜持、プライドをかなぐり捨てよと言っているのと同じ。大変失礼なことだと思う。女性当主の入夫という前例のない醜く男性の尊厳を否定する結婚の在り方なので、私が最も嫌悪する考え方で絶対容認できません。
男性の尊厳を毀損する女性当主に絶対反対である。
 
  (1)とほぼ同じことを、女性・女系天皇論者の所功(京都産業大教授)が11月7日の「たかじんのそこまで言って委員会」という関西ローカルの討論番組で発言しています。

「……愛子さまのお相手は、旧皇族や旧華族の方が優先的に対象にされる可能性が多いと思います。皇室に入るにふさわしい、条件に合った人が……」

ブログぼやきくっくりの「たかじん委員会」是か非か“女性・女系”の天皇」でこれを知りました。
   有識者会議座長の吉川弘之の見解は「男性皇族が配偶者を迎えるの本質的には変わらない」夫君選びの困難やその重圧についても、「その問題は(検討)の外」(日経2005年11月8日朝刊38面)とされ、異姓簒奪・易姓革命なんでも有りというスタンスであり、異姓簒奪・易姓革命を合法化、日本国終焉を容認する方針です。所功の考え方は女系天皇容認であるが、男系男子に配偶者を限定して、血筋としての男系を維持し異姓簒奪の懼れという非難をかわそうというものですが、むしろ私は悪質だと思います。

 
 もし、そういう企てがあるなら、旧皇族には安易に所功プランに乗るような間違ったことにはならないようにしていただきたいというのが私の切なる願いです。男系男子は女性天皇につまらない協力などいっさい拒絶すべきだ。所功プランなら、易姓革命でいったん日本国が終焉したほうがまし。
 要するに私は女帝絶対反対論であって、旧皇族男系男子が皇胤一統、万世一系という歴史的皇位継承ルールに則ったものであり、伏見宮系が由緒正しい崇光院流の正統的王統であるという論理から皇位継承資格がある。それが自明という考え方である。皇位継承資格のある者が、我が国の伝統に全く反する皇配殿下に貶められる必要はないし、プライドをかなぐり捨てる必要など全くない。
 皇位継承の正統性で旧皇族が100とすると敬宮愛子内親王はゼロとしか思ってない。現在の状況は皇室に後嗣がない状況と客観的に認識すべきなのであって、なんで政府や国民大衆はそんなに敬宮に肩入れしなければならないの。敬宮に肩入れして国体変更なんていうのはそれこそ、恣意的、政治的といわなければならない。外戚の小和田氏が国家のために輝かしい軍歴なり功績でもあれば話は別だが、私は元国連大使ということしか知りませんが、いったいどういう外交官としての業績があるのか。明正女帝や後桜町女帝のように外戚が徳川将軍家や摂家なら話は別ですが小和田氏の家格では問題にならないと思います。
 首相は通常国会提出の準備をすすめるとしているのだから、独裁者の勘違いの功名心から通常国会提出、強硬突破で国を滅ぼす道を進むことが想定できる。最悪そういう事態になったら、つまらない弥縫策で男系維持みたいなくだらない妥協策には強く反対、最悪、易姓禅譲革命で日本国が終焉しても、正統男性天皇奉戴で真正日本朝再建を目指すべきだと思います。
 いずれにせよ、有識者会議の結論は、女性皇族配偶者の家系、血筋を限定すると言う考え方はとっていない。易姓革命を合法化するというだけで最悪なものです。いかに配偶者選びで男系維持といったって、世間には野望をもっている人はうようよいますよ。息子を皇配殿下にして異姓簒奪、易姓禅譲革命をたくらむ権力者があらわれないとはいえない。
 『週刊女性』2005年11月22日号(49巻45号)に三笠宮寛仁親王殿下の女性天皇容認反対論を批判する「雅子とさま゛困惑"!どーする愛子さまのお婿さん選び」44~45頁という記事がある。寛仁親王殿下のエッセーの要旨を読む限り、女性天皇は初めから選択肢にない。内親王に旧皇族の配偶ということも言っていない。それは女系天皇容認でできるだけ男系維持をという所功の間違いではないか思うのですが、女系反対論の趣旨から旧皇族と結婚という圧力が強くなるという官邸担当記者の見方を載せたうえで、「幼い愛子さまの結婚相手の範囲を今から限定してしまうことがはたして許されるのか?『‥‥結婚相手を選ぶ可能性すらまったくないというのでは、愛子さまがあまりにも可哀想。この種の論議が加熱すれば、雅子妃の回復の妨げにならないかと心配です』」という東宮関係者の話を伝えている。要するに『週刊女性』記事は、女系反対論も、女系容認だが配偶者で男系維持論も雅子妃を悩ませる敵というスタンスである。男系男子にこだわるより自由な配偶者選びが現代的という論旨であるから、易姓革命容認-日本国終焉容認論なんです。だから所功がいかに「旧皇族や旧華族の方が優先的に対象にされる」と言い張っても保証されているとも思えない。いやそうなるといっても、私は保証してもらいたくない。たんに生理学的男系維持論じゃないんだ。女性天皇自体強く反対なのだ。私は旧皇族をたんなる入夫、前例のないプリンスコンソートに貶める事自体大変失礼なことで、けしからんことだから、それだったら易姓革命のほうがまし。絶対反対である。

つづく

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川西正彦の公共政策研究  http://antilabor.cocolog-nifty.com/  へ女帝容認問題に関してトラックバックを飛ばしたところ。反論をいっただきました。 女帝容認問題に関しても女系反対・女帝は容認派と女帝そのものに反対派する意見があり、ともに皇室典範見直しには反対の態度なのでではあるが、天皇家に男子が生まれないという現実問題に直面して、柔軟性は若干異なる。  全体的には前者が多数派で、川西氏のような後者は少数のように散見される。  私は女系でもいいぐらいに思っているのではあ... [続きを読む]

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