故先代佐渡ヶ嶽(横綱琴桜)は朝青龍ほど責任感を持った横綱はいないと公言していた
本日の日刊スポーツ「琴桜『早く土俵に戻って』朝青への遺言-亡くなる前日まで気遣い」を読み、朝青龍が佐渡ケ嶽部屋の出稽古で親方に挨拶する写真を見て思わず涙が流れました。
「‥‥娘婿の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)が‥‥「先代は横綱のことがずっと気になっているようで、『悪いところがあるなら、それを早く治して土俵に戻ってほしいな』と私に話していました」。‥‥05年11月2日、九州場所前に行われる恒例の「横綱会」でのこと。左足が不自由な鎌谷氏(先代佐渡ヶ嶽)に、朝青龍はそっとかがみ込んで靴を履かせたことがある。以来、鎌谷氏は『私の肩を抱えて起こしてもくれた。彼ほど優しく、人情にあふれ、気遣いができて、責任感を持った横綱はいない』と公言し始めた‥‥」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070816-00000039-nks-fight
やっぱり朝青龍は人情にあふれ人格者だったんですね。相撲界の宝ですよ。先代佐渡ヶ嶽が退職して協会幹部に理解者がいなくなったのかな。先代の遺志をマスメディアに公表した琴ノ若も偉いと思います。
朝青龍は先代高砂(小結富士錦)の葬儀に出席せず非難されたことがありますが、とはいっても今は部屋別総当たり制だからね。一門意識とか朝潮の若松部屋は分家独立したのだから、先代高砂に恩義がある、そういうしがらみみたいのは外国人にはもっともわかりにくいんかじゃないかな。同情の余地があるとみるべきです。
朝青龍が積極的に出稽古しているのは評価されてる。一門は違うがよく佐渡ヶ嶽部屋にも通っていたらしい。親方はそのことを感謝したようですね。
先代佐渡ケ嶽の訃報を各紙読みましたが、優勝5回という横綱としては平凡な実績にすぎないのに、「名伯楽」として総じて新聞記者は好意的に論評してますね。弟子の育成とスカウトに非常に熱心で、親方になってもまわしをしめて弟子を鍛えていた。特に人を賞めるのが上手な人のようですね。稽古で怪我を直せみたいな精神主義はどうかなとも思いましたが、嫌味をいえばこれだけ有望な力士を抱えながら横綱は出していない。琴錦や琴ノ若も有望力士だったが大成はしなかった。しかし、温かみのある人柄については多くの記者が書いている。
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ならば貴方も亡き親方の様に、人間的を研鑽して組織の部局内でも認めて貰う様になされば如何ですか?
勿論今の様に労組や組織に責任転嫁するばかりでは意味は有りませんし、
自分自身の至らなさを自覚出来なければ、幾ら美談を語ろうとも、無意味かつ無責任な発言でしか有りませんな。
投稿: トップ癌 | 2013/04/16 10:01
トップ癌さんの言う通りです。
川西さんは、アスペルガー症候群の前半の症状で、後半の回復期にもたどり着かずに50歳を超えました。
平均的には30までに改心し治るものです。
いち早く、東京都職員共済組合青山病院に精神科がありますので、
中野営業所長に伝えましたので診察を受けて下さい。
都民はいい迷惑です。
投稿: そうです | 2013/04/16 10:51