伊吹文科相はくだらないことを言い過ぎ
伊吹文科相は巡業を含めて公益性があるとかばかげたことを言ってますが、巡業はたんなる営業でしょ。次のサイトhttp://ww2.tiki.ne.jp/~kimco/sumo/guide2.htmlにこうあります。「巡業はもともと地方の有力者に相撲協会が興行権を売る形(この形態を売り興行といいます)で行われてきました。その後、平成初期の相撲人気興隆に伴って相撲協会が自分で興行するように変更されました。しかし、運営をイベント会社に任せたことで弊害が出たり、近年は巡業の客入りが伸び悩んだり不況によって企業からの協賛金が減少するなどしたため、巡業の収支が悪化してきました。そこで相撲協会は平成14年度から巡業の形態を再度改め、平成15年からはもとの売り興行に戻されることになりました」
むかしは一門ごと巡業していた時代もあるんでしょ。
公益法人だとかくだらないことをいってますが、財団法人になった理由はウィキペディア「日本相撲協会」にあるように大正14年--当時摂政皇太子であった昭和天皇の台覧のおり下賜された奨励金から「摂政宮賜杯」(現在の天皇賜杯)をつくったが、一営利団体が天皇家の菊花紋章の入った優勝杯を使用するわけにはいかず、財団法人認可を受けた。この認可も、どうやら難しそうだと見て、あえて年末に申請して強引に認可を受けた--という特別の事情によるもの。公益性をあまり強調するのは疑問である。むしろ公益性を強調するなら、横綱の地位を貶めないよう、穏便に解決して前代未聞の厳しい処分は止めるようたしなめるべき。
おれが大臣なら、譴責処分ぐらいでよかった。2場所出場停止、4ヶ月外出禁止の謹慎は耐え難い屈辱で、平成の大横綱であり、モンゴルの英雄である朝青龍のメンツを潰しすぎ、サッカーのスター選手だった中田氏のメンツも潰すことになり、相撲協会は感情的になりすぎ、こんな狭量な処分じゃ日本人はばかにされると北の湖理事長を批判したいです。高田川巡業副部長が半永久的に巡業から追放したいとかいってますが、大関前の山の無気力相撲はどうしたんだと皮肉をいいたいところ。むしろ疑問に思うのは、これほど強いのに由緒のある「朝汐」という四股名を継承させないのはなぜ。これだけ相撲協会に貢献した第一人者に対して、こういう仕打ちはしひどすぎる。野球はストライキをやってから見たくなった。相撲も見たくなくなった。
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「伊吹文科相はくだらないことを言い過ぎ」― 全く同感です。
今回の事件の前に、「日本の伝統的文化である相撲は公益性のあるものだ。横綱はそれを構成している現役の最高位の人だから自覚してもらわないといかん」と叱るなら納得できます。
しかし横綱とその親方が弱い立場に落ちた後に、注文付けるのは、苛めにしか見えません、がっかりです。
この国の運命、国民の安全を任された国防長官は「原爆はしょうがない」と強者に怯えるし、子供の教育とこの国の未来を任された文部科学大臣が、「虐めを取り締まる」と叫んでいたのに、弱い立場の人を苛めるし・・・正直な政治家は大臣にはなれないのかな・・・
投稿: レンゲ | 2007/08/04 21:26