歌川広重《名所江戸百景》
本日は頸ドプラ検査という超音波検査のため某病院ヘ、これは義理で半年おきにやっている検査、若い看護婦なら興奮するところだが、おばはんの女医なのでなんの面白味もない1600円。食事後、やるべきことは山積だが、気候が涼しいので気分転換のため、上野公園へ遊びに行く。めぼしいものがなかったので、芸大美術館の「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」を見物、入場料300円、図録1500円。ぞろぞろ行列して見ていられないので、遠目にさらっと5~6分見てさっさと出る。ど素人だが感想を言うと、なぜか印象に残ったのが『市中繁栄七夕祭』、こんなふうに鯉のぼりみたいに高く竹を飾るものなのかと意外に思った。次に『月の岬』。妓楼か茶屋の二階大広間から海を見た景色。解説を見ずともこのロケーションは品川しかないとすぐわかったから。品川八ッ山は月見の名所なんだそうだ。
図録の新関公子の解説によると夜空を明るく描いた『猿わか町よるの景』http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2007/collection200707/collection200707_ja.htmという広重の作品はゴッホが所有していて、『夜のカフェテラス』のような作品に影響を与えているとしている。なるほど芝居茶屋がカフェテラスに変化したのかと感心した。ついでに西洋美術館常設展420円も見て、秋葉原へ、ラオックスコンピューター館が今月中に閉まるらしい。パソコンもここで買ったし、翻訳ソフトなどもほとんどここで買ったのに残念だ。地下のメイドカフェも見ておこうと思ったが、すでにオタク系の客が行列をつくっていたので、あきらめて帰る。
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