中学校保健体育1・2年武道・ダンス男女必修絶対反対
近年の保健体育教育はかつての体力の鍛錬とかではなく、生涯スポーツの基礎を教えるような在り方に教育目標の重点が変化してきたことは良いことだと思っているが、今回の学習指導要領改訂案http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080215-00000946-san-sociでは政治的思惑が強く反映され、本来の体育教育の教育目的に反していると考える。
前から強く疑問に思っていたことではあるが、このさい言っておくと、中学1・2年の従来選択必修だった武道・ダンスを男女とも必修とするという。
選択必修というのは各学校の指導計画での取捨選択で、生徒が選択する趣旨ではないから、従来は、男子が柔道・剣道・相撲などをやって、女子がダンスを指導内容とするのが一般的な考え方だったのだと思うが、武道を男女とも必修にしたいがゆえに、男子にダンスも必修とさせるのは本当に迷惑。従来ダンスは女子の指導計画で男子にやらせるのはばかばかしく思う。ダンスなんてやってられるかバカ野郎。何でも男女必修にしてジェンダーフリーにすれば、フェミニストも反対しないというかなり、政治的な思惑で教育が道具にされているように思う。
武道は生涯スポーツたりえないのでhttp://blog.livedoor.jp/man_ji/archives/50979106.html、体育教育で強調すべきではないと思う。実際私などは、指導要領で選択必修でも武道は履修していない。
男子に家庭科が押しつけられたうえに、今度はダンスもやらせる。男子にくだらない負担をさせて受難時代になっている。
もう一点、私は宗教の自由に関して徹底的にリベラルな見解である。平和主義を信奉する、エホバの証人は信仰上の理由で武道指導を拒否することで知られるが、良心の自由には十分配慮していただきたい。
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