チベット報道に接して思ったこと
率直に言って、チベット問題関心がなかった。あまり歴史を知らないし、大唐時代の吐蕃が強国だったぐらいのことしか知らない。天平勝宝5年遣唐大使藤原清河が長安で朝賀に参列したエピソードぐらいしか思いつかない。
つまり、当初日本の席次は西畔第二席で吐蕃の次であるのに対して、新羅が東畔第一席で東畔第二席がアッバース朝?ということで、日本は席次第四位の扱いだったが、遣唐大使藤原清河、副使大伴古麻呂は我が朝貢国たる新羅が上席であることに強硬に抗議し、かれらの外交努力の結果、新羅と席次を交換せしめ、我が国は外国代表団の主席として遇されることにより、国威を毀損せずにすんだということが知られている。
我が国にとって蕃国の扱いである新羅が、上席であることに抗議するのは外交として当然のことであるが、このエピソードから知られることは、当初日本は吐蕃より格下の扱いとされていたことである。
チベットより日本が格下なんてあほなと思うかもしれないが、吐蕃は重要な国だった。そうしてみると、歴史的由来からみて、仮に中国的論理でチベットは朝鮮半島諸国と同じように中国の外藩国であるとしても、しかるべき礼遇を受けるべき国であり、中国に併呑されるような性格の地域ではないと理解することはできる。
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投稿: のフライパン | 2020/08/24 18:25