バックリー二世の訃報に接して
大変遅れましたが、一言追悼します。2月27日、50年代~60年代保守主義運動の有力な戦略家だったウィリアム・バックリー二世の訃報がありました。中山俊宏の「アメリカにおける保守主義台頭の力学」久保文明編『G・W・ブッシュ政権とアメリカの保守勢力-共和党の分析-』日本国際問題研究所2003年を読みましたが、バックリー二世は『ナショナル・レビュー』http://www.nationalreview.com/を創刊し、60年代全米で最も読者の多いコラムニストで相当な大物です。バックリー二世の功績は包括的保守主義の流れをつくったことでした。保守派は70年代ヘリテージ財団などのシンクタンクの台頭で影響力を増してきましたが、保守主義の台頭を素地をつくったのが、バックリー二世ということです
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