本日の買い物
森村進 『財産権の理論』弘文堂1995
著者は自然権論的リバ-タリアンとされる。一応本棚に備えておく本。
ポール・クルーグマン『格差はつくられた』早川書房2008
著者はプリンストン大学教授、1950年代の労働組合の強かった時代を懐かしむ大馬鹿野郎じゃないか。共和党保守派ムーブメンントが格差社会をつくったとする。そうかもしれないが不平等に価値があるのだ。
GMが政府に救済を求めているのは全米自動車労組の所得保障とジョブコントロールユニオニズムの弊害ではないのかと言いたい。
戎能光弘『世界の立法者ベンサム、功利主義的思想の再生』日本評論社2008
言うまでもなく、「コモンローは法でない」とぶち上げたベンサムは悪である。最大多数の最大幸福は個人行動としての正義を破壊する。善人を多数者のために悪に貶める悪い思想だろう。私は、コーク、ヘイル、プラックストーン、マンスフィールドといったコモンロー法律家を尊敬するし、制定法や国会主権に懐疑的な考え。 以上、丸の内丸善
« 感想 林成之〈勝負脳〉の鍛え方 | トップページ | Wachoviaブランドを保つことは検討されている-シャーロットオブザーバーを読んで少しほっとした »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 宗教改革500年記念(2017.04.11)
- 毎日が不愉快(2016.08.31)
- アイデア(ナヤール族と比較させる)(2015.11.16)
- こんな致命的な失策はなさけないが、落ちこまないで頑張る(2011.08.11)
- 日比谷野音「過去現在未来塾」発足記念講演会に行きました(2010.04.11)
« 感想 林成之〈勝負脳〉の鍛え方 | トップページ | Wachoviaブランドを保つことは検討されている-シャーロットオブザーバーを読んで少しほっとした »
コメント