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2008/10/13

感想 仲正昌樹『集中講義!アメリカ現代思想-リベラリズムの冒険』

 NHKブックス2008年9月刊。私はロールズとかドゥオーキンとか大嫌い。難解だし読みたくもない、なんでこんな本が売れているのかわからないが、リベラル派の反対陣営としてリバタリアニズムにも言及しているので買った。

 リバタリア二ズムを「あくまで『自由』それ自体を重視し、平等や正義といった別の要素を"自由主義"に持ち込むべきではないという立場」121頁と定義してます。つまり、階級的利益、社会正義なるものによって自由が侵害されることに反対の立場ですがら、私もリバータリアンです。ただリバータリタンのウィングが広くてアナルコキャピタリズムは支持しない。

 ロックナー判決マンセー論は、当然、反階級立法、反パターナリズムでありますが、ノージックの権原理論に好意的であり、リバタリアニズムに接近していくことになる。リバータリアンであるリチャード・A・エプステインがロックナー判決支持の立場で、「何人も自分自身を所有し、自らの労働を自らの望む条件で自由に利用する権原を有する」との権限理論を展開していますが、(水町勇一郎『集団の再生―アメリカ労働法制の歴史と理論』有斐閣2005年 120頁以下)私は全面的に支持します。ノージックの権限理論については仲正昌樹の本の125頁に解説されてます。「自然状態において、個々の物を自由に処分するもともとの資格=権原‥‥」という必要最小限の正義の原理。
 権原を侵しているのは労働組合の労働協約による労働力取引=処分の規制、統制であり、労働基準法などの立法や時短、ワークライフバランス政策であるから、私はリバータリアンの権源理論の立場で、労働組合や労働者保護法などを敵視しているわけです。

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