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2008/12/17

Daniel Ikensonのコラムの感想

 
要旨   GMの高い固定費は労働協約によるもの。高固定費産業はリストラせざるを得ない。需要が下降の状況をしのげるのは組合不在の外国メーカーと明言。
一口で言うと高固定費の組織労働者を抱えているオールドエコノミーは潰れて当然。

ケイトー研究所のDaniel IkensonのコラムCut out organized labor, and GM survivesを読みましたがhttp://www.latimes.com/news/opinion/la-oew-burtless-ikenson4-2008dec04,0,2031804.story
  高い固定費は団体交渉の結果であるとして、やはり団体協約がビック3を苦境にした原因としています。需要が下降した状況を乗り切れるのは非組合セクターの外国メーカーと明言してます。
   三和総合研究所の2001年の「米国労働市場の柔軟化と産業競争力の回復」とというレポートhttp://www3.keizaireport.com/jump.cfm/-/ReportID=674/によると、「80年代以降、製造業を中心に競争力の低下に苦しんだ米国企業は、ダウンサイジング、リストラクチャリングにより経営の効率化・競争力の強化を図った。また、従来は固定費とみられていた人件費を需要の変動に合わせて調整する「人件費の変動費化」が進んだ‥‥米国企業は、人件費の変動費化を進めることで収益力の向上を図った。‥‥米国企業の人件費の変動費化を目指す動きにより労働市場が柔軟化し、労働力の移動は活発になり、結果的に米国経済も復活を遂げた」
 とありますが、GMは逆なのです。全米自動車労組は労働組合の中でも豊かな年金とヘルスケアを獲得していますが、元々、福利厚生を充実していたのはコダック、IBMシアーズなど組合不在企業の特徴でした。ウェルフェアキャピタリズムと言います。しかしコダックもIBMもシアーズも90年代にリストラせざるを得なくなり、これらの企業は90年代以降 福利厚生も見直しの方向となりました。競争力を回復するには「人件費の変動費化」を進めるべきでしたが、GMはUAWとの団体交渉があるため高固定費構造が不可避だった。
 

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