Todd Zywicki 教授 チャプター11-非能率な組合就業規則を潰す-強制調停失敗-労働協約無効化のプロセスが最善のとの論評
12月16日のウォールストリートジャーナルGeorge Mason University School of Lawの Todd Zywicki 教授のオピニオンでデトロイト自動車企業は倒産させ、仕事を制限し柔軟に対応できない厄介な組合就業規則を潰す。強制調停のプロセスが失敗すれば団体協約は無効となり、組合は解体するシナリオが最善みたいなことを言ってます。Bankruptcy Is the Perfect Remedy for Detroit http://online.wsj.com/article/SB122939117718809261.html
Zywicki 教授は法的な人気ブログhttp://www.volokh.com/の寄稿者です。この記事を引用しているのがマーク・J.ペリー教授(ミシガン大学フリント校)のブログです。ミシガン州はビッグ3の本拠地でありますが、Mackinac Center for Public Policy という新自由主義-経済自由主義-反労働組合のシンクタンクがあります。ここのメンバーで、歯切れ良く市場経済原理の主張を行ってます。Let's Not Spend Our Money to Avoid Reality Check と言う記事http://mjperry.blogspot.com/ 又、ビッグ3の一時間あたり73.20ドルの労働コストを宣伝したのもこの人のようです。自由主義経済のためにトヨタ・ホンダ・フォルクスワーゲンが米国自動車産業を引き継いでかまわないとの歯切れの良い見解です。76のコメントがついてます。http://mjperry.blogspot.com/2008/11/should-we-really-bail-out-7320-per-hour.html
ケイトー研究所Daniel J. Mitchell の救済お断りという記事も読みました
http://www.cato.org/pub_display.php?pub_id=9787 UAW労働者の金遣いの荒い年金給付効率の悪い仕事場規則を潰すべきだと言ってます。救済はアルコール患者にボトルをプレゼントするようなもの。
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