「労組に破壊されたビッグスリー」という1月4日朝鮮日報の記事は面白い
「蘇る金狼の日記」というブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/airinhoikuen/diary/200901040001/が1月4日の朝鮮日報「労組に破壊されたビッグスリー」という記事が我が国のメディアにみられない痛烈な批判として紹介してます。なるほど韓国メディアの方が鋭いですね。例えば「GMは社員と退職者の家族にバイアグラを与えているが、この費用だけでも年間で1500万ドル(約14億3500万円)に達している。」とか
なお朝鮮日報はhttp://www.chosunonline.com/article/20090104000021ですが、エンタメコリア登録要となってます。
レーバーコストのために大型車やSUV、ピックアップトラックに偏って生産し、安い部品を使って費用を抑えたため品質が低下し、競争力が低下したということが書かれてます。
元々、企業年金とか福利厚生の重視はコダックとか、組合不在企業が先駆者で゜した。ウェルフェアキャピタリズムといいますが、しかしコダックも90年代に高コスト構造からリエンジニアリングしています。しかし組合セクターのビッグ3は1980年代以降の顧客第一主義とか株主主権とか、福利厚生の見直しという趨勢に反していた。もちろんSASインスティチュートとか非組合企業で優良企業は未だに福利厚生を重視してますが。それは競争力のある企業だからもっているわけで、競争力が低下しているのに、高コストでは会社がもつわけではない。
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