カード アメリカ鉄鋼業3
1889年ホームステッドストライキ-合同鉄鋼労働組合の勝利
1889年5月カーネギーフィリップス社はホームステッド工場の労働者に対し
1-25%賃金切リ下げ
2-1889年7月から92年1月までの新しいスライディングスケール賃金
3-団体協約拒否と個別的賃金決定
を通告
(スライディングスケール賃金協約とは棒鉄の市場価格の変動によってトン当り賃金を変動させ、その変動率を協約で定めることによって最低賃金を保障しようとするもの)
6月 合同鉄鋼労組が拒絶
7月1日スト、12日アレゲニー郡保安官導入するが労働組合は2千人を動員し、12日スト破り125人が退却したため、組合勝利。
会社側は条件付降伏となり、組合を交渉相手として認知、賃金切り下げは23インチ、33インチ、119インチ圧延工場に限られ実施され、他の部門は従来どおりの賃率を維持、ビレット価格を基礎としたスライディングスケール賃金方式が採用された。ただし3年後に見直されることとなっていた。
3年後の1892年のホームステッドストライキは流血戦となり、組合は締め出されます。
黒川博「アメリカ鉄鋼業における企業家群像(1)統合化の時代--H.C.フリックをめぐって 」『 岐阜経済大学論集 』31・2-3 1997
平尾武久「ホームステッド労働争議と反労働組合主義の抬頭 : アメリカ労務管理形成史の一齣」『経済と経営』http://ci.nii.ac.jp/naid/110004033813/パソコンでダウンロードできます。
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