検疫はいい加減やめるべきだ
毎日電子版によれば「世界保健機関(WHO)のブリアン・インフルエンザ対策部長代理は8日、『(新型インフルエンザの)感染が広がっても、軽症患者ばかりが確認されるようなら、対策を現実に合わせていかなければならない』と述べた。」http://news.biglobe.ne.jp/social/638/mai_090509_6387637122.html。報道によれば、キラーウィルスといわれるほど強毒性ではなく、症状・致死率も季節性インフルエンザと大差なしとされている。従って感染してしまうこと自体リスクを全く感じない。恐れているのは病気ではなく、検疫の巻き添えて10日間拘留されたり、かかってしまうことで、評判を落としたり、出勤停止になったりするそっちのリスクが大きい。病気そのものではないわけです。
そういう考えは甘いといわれるかもしれないが、日本のように空港で重装備の検疫をやっているのは他に中国ぐらいなんじゃないですか。もっとも国民を安心させる政治的パフォーマンスとしての心理的効果はあるかもしれないが、現実問題、アメリカに出張して検疫の巻き添えで10日間も拘留されたらビジネスマンはたまらないだろう。
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