勝間和代の経済閣僚起用は最悪 この女は自由主義の敵
6月2日付けの夕刊フジ「奇襲”内閣改造急浮上」という記事http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009060141_all.htmlを見て不愉快に思ったので書きます。自民党中堅議員の話として「与謝野氏の3ポスト兼務解消に伴う経済閣僚として、トヨタの奥田碩氏とかエコノミストの勝間和代さんあたりを登用するのではないか」との観測があるということですか、勝間の起用だけはやめてもらいたい。
だいたいこの女は少子化対策として男性の長時間労働規制を主張しており、フェミニストの主張と大差ないのである。のみならず欧州連合と同等の、週48時間労働規制を導入することを提言している。http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/crosstalk/2009/01/post-7.html労働時間規制に積極的であり自由主義の敵だといわなければならない。
我が国の生産性はアメリカを100として商業・卸売業が60、金融・保険業が70とホワイトカラーの多い業種で生産性が低いということはかねてから指摘されていることです。だからホワイトカラーエグゼンプションの導入は当然なのに、この女の政策は反対なのである。
フジテレビの番組で派遣労働のコメンテーターとして出ている勝間を見ましたが「同一労働同一賃金」とか言ってました。これは、ネオコーポラティズムというかヨーロッパの集権的な産業別組合と使用者団体の強力な団体協約自治の体制を前提としたものでろくなもんじゃないでしょ。
ドイツなんか賃金体系が硬直的な産業別組合の団体協約が経済低迷の要因ですよ。
たから勝間の言ってることはろくなもんじゃないのに、単に新味を出すために経済閣僚に抜擢なんてやめてほしい。
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