土壇場になったが児童ポルノ単純所持処罰反対を叫ぶ
6月26日の児童ポルノ禁止法改正の審議が大きな反響をよんでますが、事情通の安田理央のブログを読みますと、我が国では80年代前半にロリータヌードはマニア誌だけでなく、グラビアのある一般的な雑誌でもロリータヌードは載っていたという。http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20090702例えば1995年の「スコラ」にも16歳の白石琴子が巻頭グラビアとされていた。このブログに書かれている「写真時代」「ビデオザワールド」「プレイボーイ」「GORO」「スコラ」はいずれも買ったことのある雑誌だ。つまり80年代前半で我が国には「少女ヌード」が文化として確立していたわけである。なるほど安田理央が言うようにそれを廃棄して葬り去るというのは文化の破壊であり野蛮なことである。
もし政府が荒木経惟や篠山紀信にポジを廃棄しろって迫るとすれば非常に野蛮なことですね。森光子なんかより写真文化を確立した篠山紀信の方が国民栄誉賞にふさわしい。
単純所持処罰というが、これは加害者でもないし、被害者もない。宮沢りえや栗山千明のヌード写真を所持することによって、宮沢りえや栗山千明に害を与えてはいない。他のモデルも同じことで、ヌード写真が売れればモデル、タレントとしての価値は高まるのである。ヌード写真のモデルになることは虐待でもなんでもないですよ。被害者なき犯罪の非犯罪化・道徳に対する罪の非犯罪化がリベラルに刑事政策が趨勢なのに、逆に被害者なき犯罪をあらたにつくるのは馬鹿げている。
私は、再三言うように、ヌード写真などは性的欲求の代償充足になるので、性犯罪を抑止し社会的安定に貢献しており、それだけでも十分社会的価値があると考える。
宮沢りえにいたっては、文化人も絶賛していたわけである。
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