不愉快なニュース児童ポルノ禁止法改正
児童ポルノ禁止法改正案、今国会成立へ…与党と民主党一致とのニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000774-yom-pol外圧による法改正は非常に不愉快なニュースだが、忙しくてこの問題に十分取り組めなかったのは遺憾である。第二次性徴期以前の純然たる小児性愛者向けのものはともかく、ヌード写真を取り締まることに反対である。
小谷野敦が『美人好きは罪悪か?』ちくま新書2009年6月(89頁以下)で述べているように、既に芸術的な少女ヌード写真集は流通が停止されているらしい。私は栗山千明11歳神話少女を買うのをのがしたので残念だ。
小谷野は「国会図書館では清岡純子の写真集も閲覧禁止となっており、甚だ疑問である。私も清岡純子などを持っており、単純所持で逮捕されたらたまらぬ」。また、刑法177条が同意があっても強姦されるのが13歳未満としていることとの整合性から、芸術的なヌード写真家は13歳を合意可能年齢とすべきとしているが全く同感である。ロミオとジュリエットのジュリエットが13歳であることから、13歳が性的対象になるのは異常なことではない。
小谷野の本で初めて知ったが写真家清岡純子は子爵貴族院議員大正天皇侍従の清岡長言の二女である。紀伝道の学者の家だが、そのように少女ヌードも日本の由緒正しき文化である。このゆような健全なヌードならかなりの人が所持しているはず。
児童の虐待を防止するのが立法目的とすると、では栗山千明その他のタレント、あるいはプチトマトのモデルがその範疇に入るとは全く思えない。
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