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2009/09/29

感想ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第6回 蒙古襲来の衝撃 ~三別抄と鎌倉幕府~

 27日放送を見た感想を述べます。NHKのホームページでは番組の概要をこう説明してます。
「13世紀後半、日本を震撼させた蒙古襲来。その3年前に朝鮮半島から救援を求める謎の国書が届いていた。送り主は、高麗王朝に反旗を翻し蒙古に徹底抗戦を唱えた軍事集団、三別抄。近年の研究で三別抄の激しい抵抗が日本攻撃を大幅に遅らせるなど、蒙古軍の敗因のひとつになったことがわかってきた。チンド(珍島)からの救援要請に、日本はどう応じたのか?東アジア全体に視野を広げ、日韓双方の視点から空前の危機を読み直す。」

 江華島や珍島の遺跡のロケは初めて見たが、内容は特に新味はない。
村井章介『中世日本の内と外』ちくまプリマーブックス128(筑摩書房1999)を読み直しましたが、番組の趣旨と類似したことは書かれてます。三別抄の反乱について詳しく説明され「三別抄の反乱が元の対日本作戦をおくらせ、また征討軍を疲れさせて日本に向かう勢いを弱めたことはまちがいありません」と書かれてます。
 石井正敏が約30年前に発見したという1271年の高麗牒状不審の条々及び『吉続記』(吉田経長)の文永八年九月条の意味についても書かれてました。
 村井によれば牒状の文意を正確に読んだ人はいなかったということです。しかし、番組の趣旨はことさら、対日戦争の妨害もした、高麗反政府勢力の抵抗を讃え、救援要請に冷淡だった日本の態度に同情的なトーンというのも少し一面的な取り上げ方のように思えます。
 だいたい高麗は我が国の朝貢国でもなく救援する義理などない。
 この番組のシリーズでは朝鮮半島側からみて都合のよい歴史観が強調されているようにも思え、八世紀の対新羅との関係の冷却化、九世紀の対新羅危機はスルーになってますが、日本の排外主義イデオロギーの起点となった問題を無視しており不満です。
 735年に新羅使は我が国の許しなく国号を「王城国」と改める無礼により追い返され、743年の新羅使は、それまでの朝貢国への献上品を意味する「調」ではなく「土毛」と称したみやげを携えてくる無礼がありました。
 渤海とは明確な君臣関係ではなかったが、我が国を上位国とする名分関係でしたので許せますが、新羅の無礼は容認できません。九世紀には張宝高事件、文屋宮田麻呂事件というのがあり新羅人への猜疑心は強まります。承和の変の頃の大宰大弐藤原衛の四条起請も対新羅の警戒心によるものです。869年には新羅賊船二艘が筑前国那珂郡荒津で豊前国貢納物運搬船を襲撃して絹綿を奪われましたが、この年に九州に居住していた新羅人を陸奥の空地に移してます。逆謀を懐いて内応すること恐れていたからです。そういう険悪な関係になった歴史というものも説明しておかないと、一面的な歴史観になりかねない。

 

 
 

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コメント


週3くらいで適当にやってもう半年くらいなんだが
久しぶりに通帳見たら500マン超えてた!!!!( ゜д゜)ぽかーん

節約とかめんどいし金使いまくってんだけどそれでもこの勢いwwwwww

ちょっと明日車買いに言ってくるわwwwwwwwwww

http://nuko.yarashiyo.com/qyy8p6y/

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