予想どおりだが、上司は組合の既得権擁護
意見書を上司に出しましたが予想どおり無愛想な対応、要約すれば長年の慣行どおり組合掲示板でない壁面での中央執行委員政見ポスターの掲示は当然許可する。慣行を変えることはありえない。横並びだから他部所で許可しているものをうちだけやめるわけにはいかない。たった2週間だ。組合役員の顔と名前を知ってもらったほうがよい。無投票当選だろうと当局が組合選挙に介入することはできないか貼らせるんだと。局長級三役にメールをだしたことを二度も三度も執拗に非難した。あなたにとっても悪いことになるよと。
優秀な経営者は例えばビル・ゲイツあれ、インテルのアンディ・グローブであれ、どんどん直接言ってくれというタイプですよね。むしろ会社にとって危険信号を発する人、良くない情報こそ重要という考え方でしょ。オープンドアーポリシーはもとより、大小いかんにかかわらず情報は上げなさいというのが優秀な経営者だと思いますよ。水道局はこうした組合不在の優良企業とは逆の体質で職員は組合に指揮される間接管理だからそういう官僚主義的な対応になります。
公式の苦情処理制度でも組合交渉事項という理由で却下されるし、提案も労務管理問題はは組合交渉事項だから対象外で、要するに公式的にも非公式的にもは苦情は上司以外に言うことは認められてないというのは非常に風とおしの悪い企業文化というえる。上司からいわれるのはひたすら説教、組合の既得権に従いなさいというひたすら説教なので建設的な発展がない。実質各職員は組合を通しての間接管理というのが東京都水道局である。
掲示物の許可基準については例えば郵政省の『運用通達』のような掲示物の「内容が法令違反にわたるもの、政治的目的を有するもの、郵便事業もしくは官職の信用を傷つけるようなもの、または人身攻撃にわたるものは庁舎等における秩序維持に支障のあるものとして許可しないこと」とされるような条件は伏しているのかついても訊いたが、そういうものはないと言う趣旨の回答だった。それじゃ企業秩序というものが定立さないお粗末なものではないかと思う。
いずれにせよ、当局の対応には全く納得していない。
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