本日は所長要請行動で団交
本日は昼休み時間中の12時24分から45分まで、まず全水道東水労の分会長がこれから要請行動をやるので組合員は集まるようにと声をあげ、結果的に組合役員を含めてのべひらの組合員も含め11人が所長席前に詰めかけて大衆団交を行っていた。ただ発言者は3人と少なかった。団交に加わらない役員もいた。
同様の態様の要請行動は12月7日にも行われており、一人を大勢が取り囲む大衆団交スタイルの職場交渉は認める必要はない。職場交渉は交渉事項を限定し、人数を制限すべきである。結果的に所長要請行動は労働組合の示威行動である。管理職を怒鳴りつけて、集団で圧力をかける所を職員にみせつけて、組合の威圧感、威嚇力を誇示して、職員を支配するためのツールである。職場交渉の人数も制限していないような在り方は労務管理としては甘いので、この点も是正すべきとして意見を出すということはこれまで述べたとおりであるhttp://antilabor.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-65c9.html。今回は職場に特殊な(固有な)問題では全くなく、人事考課定期評定の制度についての交渉である。所長は要請の内容は必ず責任部署に届けるとの趣旨を述べていたが、当営業所だけ独自のことはできないと述べていたのが聞こえた。出先の管理職がどうこうという問題でない、交渉事項としても適切ではないように思える。
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