「25日は原子力空母ジョージワシントン横須賀母港化2周年抗議集会に行こう」と掲示板に
職場(東京都水道局)の全水道東水労の掲示板にシルバーウイークのイベントが掲載してあって「9月25日(土)は横須賀ヴェルニー公園で11時から開催される原子力空母ジョージワシントン横須賀母港化2周年抗議集会に行こう」とか書かれてました。
2年前の横須賀入港阻止全国集会では4800人を動員し。民主党の那谷屋正義参院議員、社民党の福島みずほ参院議員も参加した。4800人の動員力と言っても侮れない勢力だと思う。 今年1月30日(土)14時~日比谷野外音楽堂で開催された「普天間基地はいらない 新基地建設を許さない 1・30全国集会」(市民団体「フォーラム平和・人権・環境」などでつくる実行委員会の主催)は自治労や日教組などの労組、市民団体などから約6千人(主催者発表)が集まり、銀座をデモ行進した。 http://www.labornetjp.org/news/2010/0130shasin 反戦・反基地集会だと 民主党系・社民党系だけで東京なら5千人は動員力があるということである。
我が国の場合、組合保障協定、ユニオンショップが認められ、組合に圧倒的に有利な制度で、官公労の組合はユニオンショップはなくても職場を支配力があるし、内部運営規制が殆どなくて、団体自治が強調されすぎて、組合員の統制力も強い。組合の政治活動に巻き込まれていきやすい状況が多分にある。国民全体は保守的でも、左翼勢力を温存するようなしくみがあるわけです。
アメリカのタフトハートレー法のような団体行動をしない消極的権利や、労働組合員たることを要求できない制度、ランドラム・グリフィン法のような労働組合の内部運営規制立法をこれまでやってこなかった、つけが回っていると私は考えます。
誰もやらないから私がやります。タフト・ハートレー法型の消極的権利の保障は悲願なので、是非やりたいと思っている。ミスター共和党のロバート・タフト上院議員がもっとも尊敬している人物の一人だから。
頑張れ日本全国行動委員会が10月2日(土)に中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動をやるということですが、これまでの実績だと少なくとも2千人ぐらい集まるだろうが、私もたぶんいかないし、左翼のように東京だけで5千人も動員力はたぶんない。
だからデモ隊の数だけでいけば、尖閣侵略反対より、普天間撤去、ジョージワシントン母港化反対のほうがずっと重要だ。そちらが多数派ということである。
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