公務員に労働基本権付与絶対反対-政府は巨悪と手を結ぶな

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2010/11/28

公務員に争議権付与カウンターレポート下書き-アメリカ合衆国・オーストラリアとの比較法制(1)

 そもそも私は、2008年自民党政権の「国家公務員制度改革基本法」12条における「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益および費用を含む全体像を提示し、その理解のもとに開かれた自律的労使関係制度を措置するものとする」とした団体協約締結権付与も反対であるが、このたびの争議権を付与する民主党政権の方針はより深刻であり、なおさら強く反対である。11月26日国家公務員へのスト権付与に関する有識者懇談会の初会合を内閣府で開かれた。http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010112702000037.html報道によると有識者懇談会の慎重派は石原信雄氏を含む少数とされており、労働基本権回復は民主党のマニフェストに明記されていることもあり、来年の通常国会でスト権付与法改正提出が想定できる。もっともねじれ状態での通常国会は紛糾が予想されるが、政治的取引で民主党提案を軸に可決する危険性も高い。これは国制の根幹にかかわる重大問題であり、争議権付与に反対の立場でカウンターレポートを短期間に書き、ブログだけでなく国会議員に送付したいと考えてます。論点は多岐にわたる。総じて言うなら労働基本権付与問題はILO勧告に引きずられすぎであり、19世紀末期から20世紀60年代頃までのトレンドに過ぎなかった、コレクティビズムに固執しすぎである。論点は多岐に及ぶ。各題材で下書きを積み上げて一本に要約するやりかたとします。

 諸外国との比較法制という観点で、公務員にスト権付与は突出して急進的な政策といえる。まずアメリカ合衆国と関連してオーストラリアの比較である。
 
連邦公務員はスト参加で解雇される(1)

(要旨)アメリカ合衆国では連邦公務員は同盟罷業を一律に否認している。ストトライキに参加したり主張するたけでも欠格事項であり解雇される。1981年の航空管制官ストではスト参加の組合員1万2千人が解雇され、判例上も解雇が確立している。団体交渉制度は組合の支持で当選したカーター政権の1978年連邦職員労使関係法で制度化されたが、団体交渉の範囲が限定されているうえに、給与は法定主義が維持されている(ただし1970年連邦給与均衡法では連邦被用者給与諮問委員会で組合代表者5名の意見・勧告が考慮されることとなっている*1)。会計検査院(GAO)、連邦捜査局(FBI)、中央情報局(CIA)、国家安全保障局(NSA)、連邦労使関係庁(FLRA)、連邦公務紛争処理委員会(FSIP)、テネシー渓谷開発公社(TVA)は団体交渉権の適用除外である。
 また大統領には国家安全保障上必要であれば、その部署の団体交渉権を剥奪する権限がある。ブッシュ大統領は2002年に司法省の1000人の団体交渉権を剥奪したほか、新設の国家安全保障省(22の国内組織を統合・約20万人)では実質的に団体交渉を廃止した。また新設の運輸保安庁の空港荷物検査員5万6千人、 National Imagery and Mapping Agency (NIMA) 2000人の団体交渉権を撤廃した。
http://www.psi-jc.jp/focus/2004_02/12_bushkeeps.htmさらに国防総省の新人事制度では、職務遂行能力と処遇の結びつきを強化し、職員の雇用、昇進、懲罰をより容易にし、加えて賃金水準の決定を団体交渉の対象から外し、労働組合の力を抑えるものである。http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2006_4/america_01.htm#01
 連邦政府職員に横断的に適用される一般俸給表は、50年以上前に設計された年功序列の給与制度で、もっと柔軟で採用、昇進や解雇も容易な制度にオーバーホールが必要な時期に思える。トレンドは団体交渉権を抑える方向である。特にブッシュ政権が活発に動いて組合の弱体化政策をとったといえる。ただしそれは国家安全保障を名目とする組織に限定されているが、国防総省などの新制度を他の省庁も実施できるようにできれば大きな改革となるだろう。
 なお、「民間サービスマネジメント」(連邦政府行政予算管理局のA-76通達による官民競争入札)による行革施策も行われている。
http://www5.cao.go.jp/koukyo/hourei/nyumon/pdf/nyumon4.pdfがこれも民間に業務を移して雇用は増やす政策で組合が反対している政策である。
 アメリカの経験からみて行革のためにわざわざ争議権を付与し、労働組合の威力を増すようなわが国のやり方は本末転倒であるといわなければならない。

*1菅野和夫「公務員団体交渉の法律政策-アメリカにおける可能性と限界(一)」『法学協会雑誌』98巻1号 1981

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コメント


縛られてる男とするのが好きってドンだけヘンタイさんですかwww
なんかオレのこと獲物をとらえたー!って感じの目で見てんのよww
縛られたままオレしちったわww縄擦れたとこがちょっと痛かったww
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