恥・恥・恥とわめき散らすウィスコンシン州民主党下院議員
財政修繕案下院通過時の映像はばかばかしいが報道する価値はあるのではないか。25万9千のアクセスがある。
http://www.youtube.com/watch?v=5f0VProvuAo&feature
http://www.youtube.com/watch?v=SGDp581g9t0&feature
20世紀初期のウィスコンシン州の労働法制は、進歩派のブランダイス連邦最高裁判事が理想的だと述べたほど革新主義的な州だった。労働者災害補償ももっとも古く1911年、州公務員の団体交渉権獲得も全米でもっとも古い1959年。ベトナム反戦運動もここから広まった進歩的な土地柄である。それだけにプライドがあるのかも知れないが、共和党議員に恥を知れとわめき散らす姿は子供じみている。
、国制の根幹にかかわる問題だが、今の通常国会で自民党と民主党が結託して国家公務員に団体協約締結権を保障する法改正を行うだろう。それは1960年代に流行った政策である。池田内閣のときに社会党が倉石元労相を窓口に交渉したが、結局棚上げにされた政策を今実現した。あまりにも筋の悪い時代錯誤な政策である。時流は団体交渉権剥奪なのに。一般的に我が国のマスコミは米国の内政は取り上げないのが普通だが、ウィスコンシンの騒動はNHK、TBS、産経、朝日、東京新聞などが報道している。しかし扱いはフロリダ州のスコット知事がタンパ-オーランド間の高速鉄道計画を拒否したニュースより小さい。政府の政策が時流に反することを隠しておきたいという暗黙の合意のためだろうか。
コーク・インダストリー社のマディソンの事務所前ににデモ隊が押しかけたことは既に書いたが、デモ隊はFOXニュース取材陣にもやつあたりをしている。
FOX記者のレポートを罵声を吐くデモ参加者
http://www.youtube.com/watch?v=MD_CjOSCyCU
http://www.youtube.com/watch?v=u1-jqJ_3iHg
http://www.youtube.com/watch?v=1BnQ6xS5eVs&feature=related
« 全米50州で抗議デモ | トップページ | 団体交渉コレクティビズムから個別雇傭契約自由放任主義へパラダイム変換(下書き7) »
「アメリカ研究」カテゴリの記事
- 2018年アメリカ合衆国の労働組合組織率(2019.01.26)
- 「解剖学的差異は決定的だ」(2017.02.26)
- トランプ政権がうらやましい(2017.02.26)
- 人生敗北宣言はしません(2017.02.02)
- 2016年のアメリカ合衆国労働組合組織率(2017.01.28)
« 全米50州で抗議デモ | トップページ | 団体交渉コレクティビズムから個別雇傭契約自由放任主義へパラダイム変換(下書き7) »
コメント