NHKは計画停電の具体的地域を報道せず逃げの姿勢
民放では何市が何時に停電と報道していたところもあるが、NHKは東電の情報に混乱がみられるとして、具体的地域を報道せず、インターネットで確認しなさいという官僚主義的な報道をやっている。ネットをみてないおばはんたちはどうするんだ。一番知りたい情報が公共放送で得られないのはどういうことか。
イギリスでは1974年炭坑ストで当時はフライングピケットや二次的争議行為が認められていたため、鉄道労働者やトラック労働者も支援し、貯炭準備が乏しい状況で、コークスの発電所への輸送をピケ隊が妨害したのである。アナルコサンディカリズムに振り回される国家の惨めな姿だった。ために、電力不足は深刻化し、国民は暗くて寒い冬を経験し、ロンドンでは馬車が復活、オフィスではローソクをともす事態となった。その教訓からサッチャー政権が、ピケットや二次的争議行為の規制を行ったわけだが、我が国ではそういう経験はない。したがって耐乏生活は初めてなので、あまり長いと不満が募ることになるだろう。
多くの首都圏住民は、まさか宮城県沖地震でとばっちりを受けるとは思いもよらなかったはず。
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