茂木健一郎の京大・朝日新聞批判に共感
あっという間に逮捕されたので驚いてます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000121-mai-soci
次の記事を見ましたが、私はもっともだと思いました。
茂木健一郎氏「クズ朝日」「京大お前は死んだ」
http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/yucasee-20110303-6856/1.htm
茂木健一郎さんがtwitterで暴走 「クズ新聞、クズテレビ、クズ大学。予備校生が逮捕されて満足か?」
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1320.html
新聞報道によると入試の公平性・信頼性云々とか言ってるけど、だいたい、私大では半分以上がアドミッションオフィス入試(AO入試-大学側の求めるアドミッションポリシーにあった生徒を入学させる)や推薦入試で入っている。これは公平性というポリシーとは違います。個性を評価し大学側の主観で選んでいるんだから。
『月刊高校教育』2008年10月号の「これからの高大接続を考える」特集の斎藤剛史の記事ですが2008年の大学・短大進学率が52.8%。2007年の私立大学の入学者全体のうち一般入試合格者は49.6%で5割をきっている。「大学入試により学生の学力が保障されるという選抜システムが既に機能しなくなりつつある」とのことです。 だから、今では各教科の学力テストの競争がすべてでない。大学入試の根幹を揺るすとか、大げさすぎる。公平性を損ねるゆゆしき問題だから、制裁だというのは合点がいかない。実社会が求めているのは、ITを活用し、要領よく立ち回れる人物ではないですか。
むしろ、この事件は国立大学の権威主義丸出しで不愉快だ。
『月刊高校教育』2008年8月号122頁今月の教育ニュースは月「3分の1の大学で高校範囲学習」文部科学省の昨年11~12月の国公立710校の調査によると、33%がリメディアル教育(補習授業)、36%が学力別クラス編成を行っていることです。
アメリカでは昔から当たり前ですよ。入学時にプレイスメントテストと言う学力調査テストをやって、クラスを振り分けるんです。高校-大学の接続関係を円滑にするため当然だと思います。つまり、高校の履修科目や水準にばらつきがあるから当然だし、それをやっているのは親切な大学だと思います。71%の大学がリポートの作成や図書館の利用方法を教える「初年次教育」を行ってますがとても親切ですね。昔は何にもやらなかったそんなものやってられるかというぐらい教育不熱心だった。今の大学は親切だし学生も真面目なんじゃないですか。
記事は「お手軽入試」とか入試を甘くしてきたツケとか書いてますが、私は反対です。大学は入試で一定の偏差値以上の人を採って治療教育みたいな手間をかけないでふんぞり返っていられる時代じゃない。入試の学力ではなくて学問的適性のある人を採って高校教育の穴埋めも大学でやって育てると言うことでいいんじゃないですか
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