本日はスト権確立決起集会
2月23日8時56分頃全水道東水労分会書記長が、組合ニュースと春闘ワッペン(直径5センチ程度の丸い徽章)を配布、9時48分から書記長会議報告、内容は3月1日スト権批准投票のよびかけ、当日休みか出張の人は必ず不在者投票せよと。呼びかけは二度目である。また3月2日に午後4時から都庁第二庁舎前でスト権確立春闘決起集会2割動員があるからと職場離脱を促す内容。自己申告の最終申告が3月中旬期限であるので必ず自己評価はB評定以上とすること。コピーを必ず役員に提出することを指示。
このように東京都水道局では、MBO目標管理制度の申告は労働組合が検閲し監視のもとでなされている。以前この問題を管理職に問い合わせたことがあるん、実際に号令に従っているのか組合内部の問題で関知できないし、実際のことはわからないと言うが、少なくとも勤務時間中に事務室内でストの呼びかけと、組合の統制に従い申告の書き方の指示と検閲のために組合役員に提出せよという号令を発する役員の演説を認めている。それが累積時間で賃金カットの対象となっても、中止命令、就業命令が出されるわけではないから事実上容認している以上、当局は組合の統制に加担していることになるのである。
2月23日午後2時46分にはスト権投票を呼びかけた組合ニュースが配布された。いずれも所長は在庁していた。
3月1日のスト権批准投票は、27人の組合員のうち25人賛成、棄権2だった。
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