連邦最高裁ウォルマート性差別訴訟を集団訴訟として認めない決定
Dukes v. Wal-Mart Stores, Inc事件で、連邦最高裁は集団訴訟を却下したというニュースがあり、激しくウォルマートなブログがわかりやすいので引用します。
スカリア判事は「差別があったかどうかを判断する要因は事例ごとに異なり、一つの訴訟としてまとめるには無理がある」と述べ、「大規模で広範囲に展開しているウォルマート内で、すべての店長が共通の指示もなしに同様のやり方で(女性を差別するような)裁量権を行使していたとは信じがたい」と加えた。
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51698275.html
ニューヨークタイムスはクラスアクションに致命的な打撃?というテーマでディベートをやってる。理論的な論評はできないが、さしあたりウォルマートにとっては勝利なので良いニュースといえる。
他の流通ブログも一斉に取り上げている。
http://la-consulting.com/wordpress/?p=7445
http://retailweb.net/2011/06/post-1010.html
http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-court-walmart-20110621,0,5529313.story
http://www.leagle.com/xmlResult.aspx?xmldoc=In%20SCO%2020110620C10.xml&docbase=CSLWAR3-2007-CURR
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