全職員アンケートの初体験
8月8日ロータスノーツのメールで東京都総務局人事課制度企画係の全職員対象アンケートに答えよというのが着信していたので、期限が12日までと短いので、きょう昼休みに約40分かけて回答した。但し回答は任意で無記名であるが、所属局、性別と年代、職位を記入することになっている。
アンケートをとって社員の要望を反映していくやりかたは、日本IBMのような先進企業では行われているが、東京都では初めてのケースである。通常、職員の意向を代表するのは組合という建前なので、個別職員からのアンケートは、組合を出し抜く行為として反発があるように思える。ただ組合役員が号令をかけてアンケートは拒否せよとはいまのところ言ってない。ただ私の知らないところで各組合員には指示されているのかもしれない。
内容は仕事にやりがいがあるか、表彰制度、ノウハウの伝授、OJT、自己啓発支援制度、研修、管理職や課長補佐、係長の能力として何を望むかなどがあり最後に人事制度について意見も書けるようになっていた。
勤務時間にくい込むまでアンケートに取り組む時間的余裕がなく、1時になったので回答を終了したが、それでもかなりのことは書いた。
360度評価を導入せよと書いた。上役のご機嫌をとるヒラメ人材が昇進しても有害だからだ。
管理職に最も望むことは、組合とのなれ合いになっているので労務管理、企業秩序規律の徹底という趣旨のことを書いた。
なぜノウハウの伝授がスムーズにいかないかも詳しく書いた。いずれにせよヒューマンリソースマネージメントという言葉すらアンケートに出てこない、いったい当局が何をしようとしているのか不明である。
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