ロムニーは、12日SCのボーイング新工場を視察し、NLRBを非難しました
ロムニーは9月12日にサウスカロライナ州ノースチャールストンにあるボーイング社次世代ジェット機787ドリームライナー組立の組合不在工場を視察し、組合のあるワシントン州に工場の機能を戻そうとするNLRBと、労働組合寄りの委員を任命したオバマを非難したと報道されてます。http://www.macon.com/2011/09/13/1701624/romney-stumps-in-sc.html http://data.greenvilleonline.com/blogs/politics/2011/09/12/labor-fires-back-at-romney/ http://thehill.com/blogs/transportation-report/labor-employment/181013-trumka-anti-nlrb-bill-would-gut-worker-protections
ロムニーはマサチューセッツの医療改革が、医療保険制度改革のモデルになったことなどから、ティーパーティーなど保守派にいまいち支持が拡がってない。NLRB非難をわざわざSCまできてやったということは経済保守派、市場指向の共和党員へのアピールするねらいがあるとみられるが、むろん全米商工会議所や全米製造業者協会もNLRBの権限抑制法案支持http://thehill.com/blogs/transportation-report/labor-employment/180955-chamber-launches-radio-ads-against-nlrb-labor-deptであるから、ビジネス界にとっても好感がもてる材料といえる。ロムニーが組合費を払う払わないの被用者の権利に言及したということは労働権を支持しているようです。
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