クリスティ知事の同姓婚法案の条件付拒否権行使にがっかり
ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事(共和党)は、州下院・上院を通過した同性婚法案を拒否したとのニュースがある。ただし条件付きで同性婚法案を拒否し、同性カップルの苦情に対処し、ニュージャージー州のシビル·ユニオン法を強化するためにオンブズマンを任命提案した。http://www.nj.com/news/index.ssf/2012/02/nj_assembly_passes_gay_marriag.html
クリスティは州知事としての行政改革の実績が評価され、大統領選に担ぎ出す動きも昨年あったが、州知事として責任があるとして、出馬を見送っている。
これではロムニーとさほど変わらない穏健派との評価になりそうだ。今後の大統領候補となりうる政治家として生き残るためには保守派に配慮して、きっぱり同姓婚もシビルユニオン強化も拒否した方が得策だったのではなかったか。
なお同性婚を認めているのはニューヨーク、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、アイオワ、コネチカット、バーモント州のほかコロンビア特別区と、6月7日からワシントン州である。
Read more: http://www.politico.com/news/stories/0212/73025.html#ixzz1mi0CwYkw
http://www.nj.com/news/index.ssf/2012/02/nj_assembly_passes_gay_marriag.html
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