本日、春闘ワッペンの配布
午前、おおよそ9時前後だが東水労ニュース二枚と春闘ワッペンが配られた。(所長は出張で不在)。また午後5時5分すぎ(15分までが就業時間)に営業委員会というビラが配られた(所長のいる前で)。
ワッペンは4㎝×4㎝程度の四角い形で、ビニール製に見えた。2012年春闘勝利・絆・全水道という文字がある。以前のような労働基本権とか闘争課題は書かれていない。
組合役員経験者などが比較的よく着用するが、腕や腰回りとかめだたないところにつけたりするケースがある。着用しない組合員も多く、着用しないが机に目立つように置いて、組合への忠誠心を示す者もいる。
すべての組合活動について正当な行為とそうでないものを仕分けする必要があるが、当面私は、五つの問題に重点を置く。
勤務時間中・休憩時間を問わず、違法行為を慫慂し、業務を阻害し秩序を乱すおそれのある庁舎構内の集会の黙認。
昼当番拒否闘争(昼当番を拒否して管理職に仕事を押しつける)のような労務指揮権の侵害の黙認。
三六協定破棄闘争を容認する労働協約。
管理職によるピケライン尊重の強要。
実質的に広範な組合活動を明文で規制していない、就業規則・庁内管理規則。
その他、一対多数の所長要請の団交、スト待機、ビラ配り、ビラ貼り、赤旗の団結寄せ書きの展示、署名カンパ活動、掲示板の闘争宣言、選挙ポスター等の掲示などさまざまな問題があるがすべてをいっぺんにかたづけるのは大変なのでまず、一点を突破する。一点突破は左翼用語らしいが、流れで行けるという判断だ。
東京メトロ駅員の春闘バッジも不愉快だが、まず自分のつとめているところから改革しなきゃ意味ないので、よそ様のことは後回しである。
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