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2012/03/17

平成24年全水道東水労春闘の組合活動とその問題点

 私の職場(東京都水道局営業所)ではおおよそ次のようなことが行われた。これ以外にも勤務時間中のビラ配りや、組合回状が回されたりしているが一部省略している。

●2月21日書記長会議報告

 16時55分より17時8分まで全水道東水労書記長会議報告が執務室の中央であった。所長も課長補佐も不在。分会書記長の演説は今月は3回めで、2月1日に。9時5分頃から約10分、2月14日は午後2時13分から24分、本日が13分なので累積34分であるから、本来なら月給から1時間の賃金カットにしなければならないが、頭上報告は所長が現認しないとカウントされないから、賃金カットにはならないのである。
 所長現認で1時間超えたときでも、所長にカウントしてるかをきいているが、本当に賃金カットしたかは確認はしてない。
 仮にカットされているとしても、役員手当をもらっているはずだからこたえるわけではない。警告はしていないから、何十回やろうと訓告処分すらしないので、事実上やり放題である。
 演説の内容はまず都労連の闘争課題として三点、昨年12月21日に提案された、人事制度の改定、55歳超職員の昇給ストップ。これまで係長級以上に導入されていた一時金(勤勉手当)の成績率を全職員に拡大する。係長級昇任本人申込制度の廃止を撤回させる闘いと述べ、れているが、一般職員にも拡げる都の提案が12月になされたが、それは職員を4段階に分け、最上級の評価だと6万円増し、第2級は4万円ましとするものと説明し、職員に競争意識を植え付け、分断し、職場を荒廃させるものとして許せない、都は定例都議会で給与条例改正をもくろんでいるのでそれを阻止する闘いなので、大衆動員に協力をといった事などを話してた。
 次に春闘局内反合理化闘争の闘争課題として現業労働者の新規採用を勝ち取る。直営職場の必要性を当局に確認させる。浄水場の再委託問題などを説明し、3月11日に三割動員、3月15日16日三六協定破棄闘争、3月16日2時間ストを構えるなどとスケジュールを述べ、3月2日にスト権批准投票をやるので、当日休む人は不在者投票を呼びかけた。さらに自己申告についてもなにがしか演説して13分張りのある声で演説していた。

●2月24日春闘ワッペン配布とビラ配り

 午前、おおよそ9時前後だが東水労ニュース二枚と春闘ワッペンが配られた。(所長は出張で不在)。また午後5時5分すぎ(15分までが就業時間)に営業委員会というビラが配られた(所長のいる前で)。
 ワッペンは4㎝×4㎝程度の四角い形で、ビニール製に見えた。2012年春闘勝利・絆・全水道という文字がある。以前のような労働基本権回復とか闘争課題は書かれていない。
 組合役員経験者などが比較的よく着用するが、腕や腰回りとかめだたないところにつけたりするケースがある。着用しない組合員も多く、着用しないが机に置いて組合への忠誠心を示す者もいる。

●3月2日ストライキ批准投票 早朝休憩室で行われた。

●3月6日書記長会議報告(頭上報告)

 3月6日8時44分から、全水道東水労分会書記長による書記長会議報告があった。内容は大筋で以下のとおり。
 3月2日のストライキ批准投票結果(92%で批准)、春闘の闘争課題の説明(都労連闘争課題、局内反合理化闘争では経営プランの改訂期のため営業所及び浄水場運転業務の業務委託については直営職場を残すことを確約させる。特に浄水場の再委託については、四年前には三園浄水場の問題でストを打ったことを挙げ、重点的にとりあげる等)闘争スケジュール(3月8日の朝ビラ情宣活動、昼休みの職場集会、2割動員、13日3割動員、15~16日三六協定破棄、16日2時間スト、3月29日都労連29分職場集会。9日締め切りの自己申告(目標成果シート)はコピーをとって組合役員に提出せよとの指示。

●3月8日早朝ビラ配り情宣行動

 私は8時10~15分頃に登庁した。ビラ配りの態様は、敷地内の通用口のドアの前に3人、右1人、左2人が配置され入場しようとする職員を取り囲むようにして行わた。分会書記長は赤腕章を着用。私は通過しただけだが、組合員が通過した時は昼休みの集会を通告していたと考えられる。ビラの内容は「全水道東水労3月8日統一ビラ」として「人事制度改悪3提案撤回」と題し闘争課題が書かれ、「3・16早朝2時間ストライキを闘おう」と記載されていた。
 ビラを撒いていたところは、金属製のゲートの中で建物の入り口とのドアとの間はおよそ2×3mのスペース、三畳間ぐらいしかない狭いところである。
 小雨が降っていたが、たいした降りではなかったので私は傘を差してなかった。しかし、傘を指していた場合は折りたたむスペースでビラが撒かれているので大変迷惑なのである。左右で挟んで半強制的なビラ配りの態様は、始業前の会社構内における無許可ビラ配布む行為を理由とする出勤停止処分を有効とした日本エヌ・シー・アール事件東京地裁昭和52・7・14判決『労働判例』NO.278に類似している。
 内容的にも違法行為を慫慂するものであるから、このような態様・内容のビラまきが事務

 私は前日に提出するはずだったが上司が休みだったので提出できなかった「昼休み職場集会及び早朝情宣活動の中止解散命令請求」という文書を就業時間前を管理職に提出した。リアクションは、休憩している人に配慮するよう言っておくが、(しかし(中止・解散を)強制できないし、そういう方針をとってないと、基本的に無視する態度をとり、文書を裏返しにして読みもしなかった。

●3月8日昼休み職場集会

 昼休みの職場集会は、執務室で行われる。12時から午後1時も営業時間で、窓口レジに一人、電話番一人が昼当番に指名され(休憩時間を1時から2時にずらす)勤務を行っている。演説者の位置は窓口から約8~10メートルくらいしか離れていない場所である。前回の12月9日の態様と類似していたが、違ったところは12時35分~50分と15分に短縮され、組合員の決意表明はなかった。
 執務室中央の分会長の司会ではじまり、この集会の位置づけについて3月8日が都議会の中間議決日であり、都の給与条例改正の議決を阻止する闘争課題の確認といったことを述べ、36分より、分会書記長の演説に移った。
 44分ころまで55歳超定期昇給停止と一時金の成績率全職員導入問題など都労連闘争の人事制度改悪3課題についての説明であり、これは昇給制度そのものへの攻撃であること、成績率については最上位1割と、上位3割の職員だけが上がり、6割の職員は賃下げとなる。下位の職員は十万円も損をするうんぬんといった細かい話をけっこう長くやっていた。
 45分より49分事前に配布された昼休み一斉集会決議文が朗読された。
 内容は労働基本権回復するための国家公務員労使関係関連4法案が棚上げされたままで、国家公務員の7・8%削減が決定されたことを批判し、給与削減を地方に波及させないこと。橋下大阪市政と「維新の会」を批判し、労働基本権の否定であり、思想調査など強権的職場支配を行っていることにもふれたうえで、都労連闘争3課題に入り、一時金への成績率導入の本質は、賃下げと分断であるとし、さらに退職手当の見直しや住居手当の廃止も提案されており、明日団体交渉、3月23日は都庁前集会、要請行動を行い、3月29日に山場を設定して、給与条例改正を阻止する闘いを行うといったことが朗読された。
拍手があり、司会より拍手がもとめられた。
 50分から、事務的な連絡のあと、集会の締めとして最後に起立が求められ、分会長の音頭で「団結用意」「全水労東水労○○支部○○分会団結がんばろう」という「頑張ろう三唱」の示威行為が拳をあげておこなわれ、11人くらいがやっていた。課長補佐は起立せず。なお、組合員では集会に参加せず外出していた者もいる。

 この集会が行われていた間、ふつう昼休み外出することがあまりないのに所長は所長席にいなかった。午後1時まえに、所長に「組合から監視しないよう言われて席を離脱したのか」と尋ねたところ、「組合から言われていない」、自発的な離脱であるとのことだった。「監視しなくてよいのか」とも聞いたが「何か問題あったの」とすっとぼけた。
 庁舎・構内の組合活動の監視は不当労働行為の支配介入に当たらないという多くの判例があるから、組合としめしあわせたように、職場を離れる必要はないのである。見ていないのが無難だという判断と思われる。いずれにせよ、見ていないのだから本局にも組合活動の内容を報告してないと思われる。職場の秩序を維持するための庁舎管理権の責任者としては無責任な行動であり、本局も監視をいっさい求めてないから事実上の黙認というか、事実も把握していないのかもしれない。
 というより、そもそも東京都水道局(知事部局と若干違うとあるがほぼ同じ)庁内管理規程ではttp://www.lawdata.org/local/tokyoreiki/g1011742001.htmlは庁舎・構内における腕章・はちまき・ゼッケン・旗・幟・プラカード・拡声器の着用又は持ち込み、集会・演説を明文で禁止していないのである。

 昨年三回の昼休み職場集会は比較的来客が少なかったが、今回は、決議文朗読の最中、窓口でお客様がかなり長い時間、レジの担当者に質問や応答を行っていた。決議文朗読の騒音がある状況での仕事だからやりにくかったに違いない。

●3月8日16時都庁第2庁舎前全水道東水労2割動員決起集会

●3月12日16時半すぎ新聞「東水労」配られる。

●3月13日16時より都庁第2庁舎前全水道東水労3割動員決起集会
 
仕事が忙しく失念したが、12日か13日に服務の示達が庁内放送であった。

●3月14日16時半すぎ「都労連春季闘争速報」二枚と「東水労ニュース」配布

●3月15日三六協定破棄闘争(16日まで)、所長が各席をまわって仕事をやめるよう指図していた。通常は係長が行う、来客用門扉の開錠や、職員が行う窓口レジの準備を所長にやらせている。以前、三六協定破棄時、所長が自動ドアのスイッチを入れるのを忘れて十時ごろまで、手動ドア状態だったことがある。

同日午後7時すぎに妥結して、2時間スト中止、三六協定締結。

●3月16日中央委員報告

 8時30分から40分、中央委員がカラーコピー機前、いつもの演説場所より窓口よりで演説をおこなった。ほぼ原稿にしたがって、交渉経過と組合がスト中止にいたった判断を説明。私は電話取りと別室の東京水道サービス(株)への連絡事項があったため自席を離れていたので、半分以上きいてないが、現業新規採用は勝ち取れなかったがうんぬん、PUC(株)に業務移転された板橋営業所の問題として、局からの派遣職員は定時の15分前にきて、窓口を開ける準備について超勤扱いになっているが、(株)PUCの職員は超勤扱いとしていない差別を組合が追及しており、社員は15分早く仕事をきりあげてもらうことで対応したいという会社側の対応を批判していた。局派遣の組合員で過半数をしめているため、三六協定は全水道東水労と結んでいるようだが、会社にとってはうざいだろう。妥結内容の詳細は東水労ニュースでと最後に言っていた。

 声を張り上げて演説するので勤務時間中に気を取られるのであり、職務に専念できないだけでなく、聞きたくもない不愉快な演説をとらわれの聴衆で聞かされて後味の悪い余韻があり仕事の能率にも影響している、秩序を乱す行為として中止命令すべきだが、管理職は(月間累積30分以上で)賃金カットの対象となりうることを通告するだけである。

 通常ストライキが構えられたときは、庁内放送の服務の示達のほか、水道局長名の貼り紙で、ストライキを自重するようにとの「職員のみなさまへ」が張り出される。ストライキが、地公労法11条違反とは言ってないのでかなりゆるい表現だが、今回、掲示がなかったので、所長に尋ねたところ、忘れたとのこと。本局から指示されている形式的な掲示すらやらないということである。

 局内闘争は終わったが、都労連闘争は続行しており、23日17時より都庁第2庁舎前総決起集会、29日29分職場大会を行う予定である。

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