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2012/06/17

「平清盛」第24話6/17放映分感想

 ドラマでは守仁親王が皇太子で、美福門院が養母として後見し、平時子は守仁親王の乳母だったこと、後白河は守仁親王への中継ぎとして即位したにすぎないこと、統子内親王は非婚内親王の皇后であることを説明していない。
 信西の実績といわれる保元2年の「保元新制」冒頭の王土王民宣言「九州(国土を意味する)一人の有あり、王命のほかに何ぞ私威を施さん」もスルーである。
(国土は天皇のものであって、天皇の命令以外の私的なおこないは何の権威もない)福島正樹『日本の中世の歴史2院政と武士の登場』吉川弘文館2009
 相撲節会などの年中行事の復活も、保元新制の儀礼国家再建の施策のひとつだったはずだ。 『兵範記』で周知の、美福門院と信西の談合で譲位が決まったというストーリーもとらなかった。
 なお、ドラマでは源義朝が、保元の乱の活躍にもかかわらず、平清盛の播磨守より格下の任左馬頭に不満を持っていたという通説をとっていたが、近年、元木泰雄によって、通説は否定されていることである。
 「左馬頭は、本来公卿の子弟である公達が就くべき官職であり、事実義朝の前任者は鳥羽院最大の寵臣権中納言家成の長男隆季であった。その隆季を強引に左京大夫に転出させ、義朝があとを襲ったのだから破格の恩賞であり、後白河天皇の義朝に対する深い信頼と手厚い処遇の所産」と説明されている『河内源氏』中公新書167頁。
 由良御前が、皇后統子内親王の女房で、統子内親王は後白河と同じく母待賢門院の手許で育てられたことから、弟の後白河とは良好な関係にあったこと。義朝は後白河近臣の藤原信頼とも結びつきがあり、源義朝が疎外されるということは考えにくく、従来の説は妥当なものではないと考える。

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» 平清盛 第24回「清盛の大一番」 [あしたまにあーな]
今回はすでに過去の人になってしまった井浦新さん演じる崇徳上皇が讃岐に流される場面から始まります。いつもながらに憂いを感じさせる表情を浮かべていて、彼がそれ以外の表情したことがあるのを思い出せないほど、完全に似合っています。そんな崇徳上皇を見送るのが西行でした。歌をおくる西行に、崇徳上皇は涙を流すのですが、様々なところに登場する西行の不自然さが際立っていました。 そんな中、政治の世界の中心では、信西が確実に実権を握りそれをサポートする清盛という構図ができあがっていました。後に義朝が清盛に忠告するのです... [続きを読む]

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