ウィスコンシン州リコール選挙の報道を見た感想
リコール選は、大統領選にはさほど影響はないという見方がある。というのは今日の読売新聞によると出口調査ではオバマ支持が52%とされているからである。PBSとCBSイブニングニュースの録画を見たが、どちらかで出口調査によると知事は共和党でも大統領はオバマという人が10%くらいいると解説していた。したがってウィスコンシンはさほど期待してない。勝負はオハイオ、バージニア、ノースカロライナ、フロリダといった前回オバマが獲ったが、もともとブッシュで勝っていた州でロムニーが勝てるかということだろ。
しかし、州の反労働組合政策を後押しする影響はあると分析されている、AP通信によると、ウィスコンシンで新しい州法が発効してから、州の2番目の労組、米国州・郡・市職員同盟は、州で、そのメンバーのほぼ半分を失っている。文書は2011年3月と2012年2月の間に、63577から34942からに低下したという。http://seattletimes.nwsource.com/html/politics/2018367799_apusrecallunions.htmlだからスコット・ウォーカーはユニオンバスターの英雄なのだ。
6月5日の投票でもカリフォルニアのサンディエゴとサンノゼで公務員の年金改革が支持された。
インディアナ州に続いて、労働権州に移行する州が出てくることを期待している。ミシガン州、ニューハンプシャー州などを注目している。
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