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2012/11/24

米菓子大手ホステス・ブランズが事業清算、一万八千五百人解雇との報道の感想

 これは鈴木敏仁氏の米国流通情報サイトhttp://retailweb.net/2012/11/post-1256.htmlで知ったのですが、アメリカ人なら誰でも知ってるスポンジケーキのスナック菓子「トウィンキー」のメーカーであるホステスブランズ社(本社はテキサス州)は、一番大きな労組トラックドライバーのチームスターとは妥結したが、5600人が加入する「製パン・製菓・たばこ製造・製粉国際労働組合」The Bakery, Confectionery, Tobacco Workers and Grain Millers' International Union (BCTGM)が新労働協約案を否決したため、11月9日よりストライキで工場の操業がストップしていた。組合が職場に復帰しなければ事業を清算するという会社の方針に妥協しなかったため、http://www.vendingmarketwatch.com/news/10830739/hostess-brands-to-close-due-to-bctgm-union-strike11月16日に会社はブランドと全ての資産を売却すると発表した。再建を前提とした破産法の申請ではなく営業をやめてしまう企業清算で、全米の36工場が閉鎖され、11月21日に、約1万8500人の従業員を解雇することを連邦破産裁判所から認められた。ウォールストリートジャーナル日本版によると同社従業員の約94%は当初16週間に解雇されるという。http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_552403
 2番目の組合が妥協せず失業を選択した。会社と妥結していたチームスターの労働者も巻き添えにして解雇となる。過去数年間身売り先を探していたが買い手がなかったため事業清算もやむなしとの判断のようである。http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_550467
 詳しいことは知らないが、結局のところアメリカのような産業別組合で組合の交渉力が強くて賃金や年金などの保障の高水準の企業は、寡占で消費者にコストのつけをまわせる業界に限られるのではないか。かつての自動車産業がそうである。しかし組合不在の外資系(トヨタなど)との競争にさらされて寡占が揺らぐと、GMのように破綻せざるをえなくなるのである。
 だからアメリカの組合組織率民間企業では6.9%にすぎない(2011年)。
 この有名なお菓子は健康志向でジャンクフードとして敬遠されているようだから組合の要求する賃金や年金の水準は無理であり、そんな組合のある企業の買い手もなかなかみつからなかったということではないか。

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