森本アナの停職三ヶ月厳しすぎると思う
田園都市線で二十代の女性の胸を触って逮捕されたが、相手の女性が処罰を求めず不起訴処分となっていた森本アナウンサーにNHKは停職3ヶ月の懲戒を発表したという。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121213/ent12121317380011-n1.htm
厳しい処分だと思う。飲酒すると記憶がとんだり抑制がきかなくなる人がいる。その類の事故であって、しらふで胸を揉んだわけではない。しかも相手の女性が処罰を求めなかったのだからもっと軽い処分でもよかった思う。
というのは、我が社との比較である。飲酒の事件で我が社では今年2月28日に埼玉県警東松山署は28日、暴行の現行犯で、東京都水道局課長補佐(51)を逮捕したという事件があった。産経は「逮捕容疑は28日午前1時5分ごろ、同市の東武東上線東松山駅で、自分のクレジットカードが券売機で使えずに憤慨、事情を説明した駅の男性助役(48)の顔を殴って逃走した疑い。同署によると、高橋容疑者は当時、酒を飲んでおり、容疑を否認している。助役が約500メートル追跡し110番で駆け付けた署員が逮捕した。」と報道している。
相手の駅員が告訴をしていないため懲戒処分とされてないと仄聞しているが、可罰的違法性がないとしても現行犯で逮捕されてるのに、相手が告訴しないからといって、何の懲戒もないというのは、一体どういう基準でそうなるのか。私は、平成13年に業務に集中させない、職務専念を妨害する職場集会をやっていた組合役員をちょっと押しただけで、肋骨を骨折させたなどとされ、組合役員を平手打ちしたことなどで停職一ヶ月を受けたことがあるが、別の事案で私がちょっと胸をついてだけなのに、倒れもしないし、ぴんぴんして休んでもいない人が肋骨骨折などいう無茶苦茶なものであった。そもそもなにがなんでも組合の争議に協力し騒々しい事務室内勤務時間内職場集会を保護しようとする管理職の姿勢が悪かったからそういうことになったのに、労-労抗争で組合側に加担しているのである。駅員を殴った課長補佐は懲戒されず、俺は組合による業務妨害の自力救済行為で懲戒処分にされたので全く割にあわないと思っている。不公平だ。
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東京都の公務員労組問題は、まるで旧国鉄や後継の千葉動労、JR西日本の如く悪質なものが有りますが、貴方の考え方も極論すれば、JR西日本の「日勤教育」の様に高圧的な恫喝を管理手段とする手法に似ている感じですが。
JR西日本の問題点は、下記の元同社幹部・田川正則氏のブログに詳細が記されています。
[むかし日本に国鉄があった]で検索 Yahoo!ブログ
投稿: トップ癌 | 2013/04/12 18:39