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2013/07/10

非嫡出子(婚外子)相続分民法900条4号ただし書違憲判決後に恐れる事態

 本日最高裁大法廷で弁論が開かれたいうことhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130710-00000564-san-sociですが、
 「民法典の父」梅謙次郎が泣いているのではないか。富井政章、穂積陳重とともに明治民法の起草者だが、伝記を読むと比類なき秀才だし、伊藤博文がほめちぎっているようにこれほど頭脳明晰な人はそういない。法律婚制度について、士族の儒教的な逆縁婚否認を批判して、庶民的な家族慣行であるレビレート婚(亡兄の嫂を娶る)を合法とした。実際、戦争未亡人の多くがレビレート婚で再婚しているし、庶民の家族慣行をよく知っていた。家を継承するために合理的な再婚であるということを良く知っていたのである。だから明治民法は非常によくできていると思う。我が国の誇るこれほどの秀才がつくった法典を、そう簡単に違憲などと判決をくだすべきではない。最高裁が違憲判決を下せば、民法典の父に対する反逆だ許せない。今の法律家は先人に対する尊敬もないのか。本当にがっかりする。
 もちろん私は、民法900条4号ただし書の合憲維持を強く求めるが、すでに今秋に違憲判決が下されると言う前提での報道になっている。
 夫婦別性については日本会議をはじめとして強い抵抗があるから導入されずにもちこたえているが、この問題は全体的に関心が低かったように思え、このような事態にいたってしまったことが、非常に遺憾である。
 次に日弁連などが標的にするのが民法731条による男18歳女16歳が差別だとして、男女とも18歳にする改正だろう。
 なぜならば民法の非嫡出子相続分格差をなくすというのは平成8年2月に、法制審議会が「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申されたものだが、メインは日弁連女性委員会や婦人団体、フェミニストが強く求めていた、夫婦別姓と再婚禁止期間を6ヶ月から100日間への短縮、法定婚姻年齢において16・17歳女子の資格を剥奪して18歳に統一する案であり、非嫡出子の相続分格差改正それ自体は女性問題ではないので、つけ足しのようなものだったからである。
 実は、これは、そもそも民法731条改正を正当化するための付け足しのプランだったように思えるのである。
 つまり、1990年代に16歳、17歳女子が結婚するカップルは、年間3000組程度あったわけです。
 婚姻年齢を引き上げると、年間3000組のカップルの赤ちゃんが婚外子になっていしまう不利益にあります。ところが民法900条4号だたし書きもあわせてなくす。非嫡出子の相続分格差をついでになくすんだから差別にはならないという乱暴な議論で押そうという魂胆があったように思えます。。

 日弁連女性委員会と婦人団体は婚姻年齢男女差は昔から是正しろと言っていたことで、そのメンツをたてることとしたのが平成8年、法制審議会「民法の一部を改正する法律案要綱」答申である。国民のための改正ではない。日弁連女性委員会と婦人団体のメンツをたてることが目的で、非嫡出子差別はおまけというかついでにやってしまおうということでした。非嫡出子の相続分格差の問題はメインではなかったが、元東大総長加藤一郎氏が民法部会長で法制審議会が軽々しくも、身内(日弁連など)のメンツのために答申しちゃったもんだから、それを権威として非嫡出子側に利用されやすくなってしまったことが、今日の事態を招いたと考えます。
 非嫡出子の相続分格差がなくなると、それを口実にして、日弁連やフェミニストは、長年の悲願だった婚姻年齢引き上げをプッシュしていくのは確実でしよう。。
 これについては野田愛子氏『戸籍時報』419号が参考になります。当時の肩書きは法務省中央更正保護審査会委員で、家庭裁判所での実務経験の豊富な方で、貴重な意見だと思います。しかし法制審議会は野田氏の意見を無視しました。

 「‥18歳にしますと、女子の場合は18歳未満で一応の関係ができて、妊娠するという問題がある。ここに何か手当が要るというと、むしろ16歳に揃えてはどうか、という考え方もあります。しかし16歳に揃えますと〔英国や合衆国の多数の週-引用者註〕、婚姻による成年(民法753条)の問題があります。16歳で成年となっては法律行為等においても問題ではなかろうか。それぞれにメリット、デメリットがございます。
 そこで仮に18歳に揃えた場合には、16歳で結婚しようとするときには婚姻年齢を下げて婚姻を許すような法律的な手立てが、どうしても必要になります。各国の法制〔スウェーデン・イタリアなど-引用者-註〕をみますと婚姻適齢を男女同年(18歳以上)にした法制の下では、必ず要件補充の規定を設けて、裁判所が許可を与えるとか、行政機関が許可を与えるとか、そのような条文を設けている国もございます。
 そうなりますと、婚姻の問題に国家の機関が介入するということも問題ではなかろうかという議論もでてまいります。〔引用者註-我が国は婚姻の正否に教会裁判所が干与したと欧米諸国のような歴史的経緯がなく、国家機関の許可制度はなじみにくいと思う〕家庭裁判所の立場からは、婚姻を認めるとか、認めないとか、いったい何を基準に判断するのか、いうこともひとつの疑問として提起されましょう。統計的に、16、17歳で婚姻する者は、〔年間〕約3000件あるそうです。私の家庭裁判所判事当時の経験に照らすと、16、7歳の虞犯の女子がよい相手と巡り会って、結婚させると落ち着く、という例も数多く経験しています。あながち、男女平等論では片付づかない問題のように思われます。」

 法制審議会答申は機械的男女平等とする案ですが、家庭裁判所の実務経験から野田愛子氏は現行法制維持が望ましいとされているようです。
 タレントの三船美佳が16歳の誕生日に入籍し、今マスコミで話題の林下美奈子さんも16歳で結婚されたそうですが、だからこれも私は強く反対なのです。
 詩人ミルトンの初婚の女性メアリー・バウエルは16歳です。一目惚れでした。超絶主義思想家エマソンの初婚の女性は17歳、植民地時代アメリカの宗教指導者の一人コトン・マザーの初婚の女性16歳、黒人解放の先駆、偉大な少数意見裁判官ハーラン合衆国最高裁判事は旅先で出会った16歳の女性に求婚し2年後に結婚しているように、理想主義者は16~17歳の美女が大好きです。私もそうだ。16~17歳が女性が一番美しいのであって求婚できないようでは人生にロマンもなくなる。

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コメント

白人に限っては11,2歳がベスト
せいぜい15まで

非嫡出子(婚外子)相続分民法900条4号ただし書違憲判決後に恐れる事態: 川西正彦の公共政策研究

記事に賛同いたします。

【改訂】「法の下の平等」において非嫡出子(婚外子)の相続格差を堅持せよ
http://blog.livedoor.jp/acablo/archives/54543879.html

を書きました。ご高覧ください。

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