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2013/09/28

たまにはアエラも悪くない記事がある

 

アエラを買うことも読むこともまずないが、たまたまネットで見た「女性の敵は女性? ワーキングマザーvs.独身女性」http://dot.asahi.com/news/domestic/2013092400047.htmlという記事は悪くなかった。「『女性は救世主か疫病神か』『出産したら会社を辞めろ』と、一部メディアでは働く女性へのバッシングがかまびすしい。」というのは週刊現代の安倍の育児休暇3年政策批判連載記事を指しているのだろうが、タブーを破ったことで週刊現代はそれなりに評価してよいのではないだろうか。この記事は週刊現代を批判してない。むしろ制度の建前にかき消されて表面化しないとしてもフォローをさせられる側のワーキングマザーに対する不満がくすぶっているのは事実であるという専門家の見解を紹介し、肯定的なニュアンスなのだ。

 

 アメリカではそもそも女子差別撤廃条約を批准してない。母性保護に反対の立場のためと思われる。法定有給休暇もないが、連邦法では1993年クリントン政権で成立した家族・医療休暇法のみが、被用者に対して無給とはいえ、年間12週の休暇取得の権利を与えている。

 

 これはビジネス界にとっては好ましくない立法なので、議会で成立まで9年間もかかった。ブッシュ(父)大統領は拒否権を行使して潰したように、反対も根強くあった。適用者は50人以上働く企業で12か月以上1250時間以上勤務した者である。2000年のレポートでは私企業部門の82.2%が適用を免れている。但し、被用者全体の割合では58.3%が適用対象となっている。もっとも多い休暇取得事由は本人の健康状態で52.4%、出産は7.9%、育児は11.5%にすぎず、親の世話13%よりも低い。

 

 休暇は本人や家族の病気の場合は断続的休暇や労働時間短縮の休暇がとれるが、育児休暇は使用者が同意しない限り断続休暇は認められてない。企業の方針で有給とすることもできるが、法は求めてないため、育児休暇の場合、全額支給17.3%、一部支給6%、状況によるが22.7%、54%は無給である。また2000年に失業給付から育児休暇中の所得保障を奨励する規則を設けたが、ブッシュ(子)政権により廃止されている。(中窪裕也「アメリカにおける「仕事と家庭」の法状況-一九九三年家族・医療休暇法を中心に 山口・菅野・中島・渡邊編『安西愈先生古稀記念論文集-経営と労働法務の理論と実務』中央経済社2010参照)。

 つまりアメリカでは、日本や欧州のような1年以上の育児休業制度はないし、パパクォーターとかイクメン奨励のようなおバカなこともやってない。

 

  『ワーキングマザー』誌のキャロス・エバンスCEOによれば仕事を持つ母親は、米国では平均で出産後11週で職場に復帰するという。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33604120080905?sp=true

 

  11週で戻ってあたりまえなんですよ。アジアのビジネス界でも10週くらいというから。もし、安倍が女性の能力を活用し、諸外国と競争力で負けないようにするというなら、育児休業を廃止して女性を11週程度で職場復帰させるようなかたちにしないと、日本は駄目になるでしょう。

 

 ビジネス誌でワーキングマザーにとって働きやすい企業としてランキングされる優良企業は、あくまでも企業独自の従業員福祉政策としてやっているだけで、国からおしけられているのではない。日本のようにワークライフバランスと言う名の、ワーキングマザー優遇策のおしつけはない。

 

 アメリカ最大の女性団体の全米女性機構(NOW)も男性と同じ土俵で働くことを求めているので、有給出産休暇にも反対なのである。

 

 男性と同じ土俵で働いた結果の昇進なら、それはその人の実力だから文句はないはず。それが本来のキャリアウーマンである。しかし割当て制とか、育児休業制度、次世代支援対策推進法、ワークライフバランス憲章など次から次へと、特定社会階層の女性を事実上厚遇し、そのコストを他人に転嫁する政策ばっかりやっているから憤懣がマグマのようえに蓄積していくだけだ。

 

 わが国の社会政策は、ヨーロッパ的な社会民主主義政策導入に偏っていることが問題である。時短しかり、育児休業しかり、ワークライフバランスしかり、子供手当てしかり。今度の非嫡出子相続分違憲判断しかり。むしろアメリカ的な新自由主義的政策に軌道修正していくことが望ましいというのが私の見解である。 

 

 安倍が女性の活用をさかんに演説しているが、たんに、リップサービスならまだしも本気でやるのはばかげている。安倍の左翼的な手法に疑問をもっているから。政労使協議して賃上げさせようとしたり、最低賃金を上げて喜んだりするのは、この人の本質が社会主義者ではないかと思うから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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反フェミニズム」カテゴリの記事

コメント

「ちょうにち」新聞系には要注意ですよ

http://blogs.yahoo.co.jp/aki_setura2003/31190730.html
しかし、また朝日新聞系のアエラですか…
数ヶ月前にも、大手マスゴミでは珍しく男性差別を扱っていましたが、あの時は「男性差別批判=男女平等」にかこつけて男性に「イクメン」を普及させようという、左翼フェミの隠れた策略がありましたよね
さて今回は何でしょう?

……

アサヒのいつもの手なんでしょうが
最近はフェミニズム擁護の遠まわしな記事が増えてますね
これに騙される連中もいるんでしょうかねぇ(-_-;)
まぁ少なからずいるんでしょ

よくよく読んでみたら、これはやっぱりフェミ推進記事ですよ。

>この記事は週刊現代を批判してない。むしろ制度の建前にかき消されて表面化しないとしてもフォローをさせられる側のワーキングマザーに対する不満がくすぶっているのは事実である

ここは確かに川西さんの仰るとおりなのですが、決してそれを「肯定」してはいないと思います。
「女の敵は女」というタイトルから、ついつい、「やっぱり女もワーキングマザーに反対だ=だから寿退社するのが一番である」とこの記事は主張しているものと思わされてしまいますが、記事本文の論調はタイトルから連想する印象とは違うものです。
この記事は「だからこそ、そこに問題意識を持て」という論調であり、どちらかというと世論に問題提起していますよ。
また、秋さんのところのコメントにあるとおり、

>こんな時、妻が専業主婦の50代男性はたいてい、「ケンカでもしてんの?」と的外れな反応で、「次から僕を使っていいから」と事情をくみ取ってくれるのは、共働きの男性だ。妻が会社で苦労しているのを聞いているからだろう。

ここは確かに専業主婦を持つ男性ではなく、共働きの男性を正義にしているし、
次のコメントを読んでいて閃きましたが、

この点保育園は修羅場ですよ。
何せ女しかいないわけですから。
こちらは妻を休ませないで、ほぼ自分が休みをかぶってます。

女性だけの職場ってのは・・・(^_^;)
考えるだけでも恐ろしい(^_^;)

「女の敵は女」=「女の職場は恐ろしい」=「だから、夫が仕事を休んで育児をする方が良い」というふうに誘導されています。
ワークライフバランス、家事育児分担、イクメンと、全てフェミの思惑どおりですよ。
更に言えば、

>東レ経営研究所の渥美由喜(なおき)研究部長

こいつはワークライフバランスを専門に研究している糞フェミだし、つい最近男性を挑発するコメントを出したばかりですよ。

【労働環境】働く女性は「わかりやすい仮想敵」? 中年男性の断末魔[13/09/03]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1378263659/-100
>NHKの人気番組「プロジェクトX」が大好きで、自らの過去を過大に美化している
>オジサンたち。死にもの狂いで働いてきたが、その価値観が通用しなくなったことに
>気づいている。
>家庭にも地域にも居場所がなく、会社でも先が見え、リストラに怯えている…。
>「失ったものの大きさを噛み締めている中年男性にとって、制度の恩恵を受けて
>仕事も家庭も充実させようとしている女性たちは、自らの立場やアイデンティティーを
>脅かすようで怖いのでしょう。家庭は妻に任せっきりで会社に守られてきた
>男性たちのほうがよっぽど『甘ったれ』。自らを正当化したくて断末魔の悲鳴を
>上げているのです」

>この点保育園は修羅場ですよ。
>何せ女しかいないわけですから。
>こちらは妻を休ませないで、ほぼ自分が休みをかぶってます。

それにしても何だな、これを読む限り、この人のカミさんはどうやら保母さんらしいが、自分のガキを打っちゃって他所のガキの世話とはなあ。
男女平等!女性の自立!女性の社会進出!
それらをやろうとすれば、こういうおかしなことになるってことなんだよな。完全に本末転倒してるよ。
このカミさんは、そこまでして社会で働きたいのかねえ。それを容認しているこの旦那も、何かがおかしいと思わんのかねえ。
この人たちも自分では保守派と思っているみたいだが、ほんと、チャンチャラおかしいわな。
もうね、ある保守派の大物が言っているとおり、夫婦観・家族観というものが崩壊しちまってんだよね、保守派の人たちですらもね。

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