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2014/06/15

購読雑誌等整理1

1 労働法律旬報 1804 2013・11下
特集「均等法改正審議会における議論状況と均等法の現在」
竹信三恵子「均等法が連れてきた貧困社会~「雇用劣化と「女性活躍小国」への道」

 「女性の給与所得水準は年収300万円以下が6割を超え、経済的自立が難しい水準といわれる200万円以下は4割台にのぼる。一方で700万円を超えるのは、わずか3%だ。‥‥非正規労働者が働く女性にしめる比率は、均等法の制定年の32%から‥‥2012年の総務省調査では57%に達した」
「労働条件についていけない妊産婦の嫌がらせも頻発し、2010年時点の厚労省の調査では出産で退職した女性、働く女性の54%にのぼっている」

 均等法後の女性は、女性保護撤廃により長時間労働と家庭福祉の二重負担を求められ出産退職と非正規労働への以降をおしつけられたなどと著者はいう。逆にいえば均等法で得をした女性は一部にとどまり、必ずしも女性全体の利益にはなっていないと評価できる。

2 労働法律旬報 1805 2013・12上
特集労働者派遣法改正論議

3 労働法律旬報 1806 2013・12下
特集外国人研修・技能実習制度問題
佐古正明「雇用と生活を守る仕組み-契約社員の正社員化事例を
通じて」
広島電鉄労組の事例

4 労働法律旬報 1809 2014・2上
小俣勝治「労働条件の統一的・画一的決定と個別的形成」
 就業規則の法的規範性について基本的な知識。秋北バス事件・最高裁大法廷判決(昭和43.12.25民集22巻13号3459頁では、多数の労働者を使用する近代企業における労働条件は、「経営上の要請」に基づき「統一的かつ画一的に決定」され、労働者は付従的に契約せざるを得ない実情にあり、この労働条件を定型に定めた就業規則は、社会規範として性質」を有するだけでなく「それが合理的な労働条件を定めているものであるかぎり、経営主体と労働者との問の労働条件は、その就業規則によるという事実たる慣習」が成立しているとし
て、「その法的規範性」が認められるに至っている(民九一一条)、とされた。この判決については学説では従来否定的な評価がとられた(蓼沼謙一、石井輝久)が、その後、「個々の労働者の知•不知及びその具体的な合意の有無」にかかわりなく就業規則が労働契約内容になるとの約款理論の適用の試みがなされている、との評価が与えられ(下井降史)、さらにいわゆる定型契約説的理解(菅野和夫)が支配的となった。

5労働法律旬報 1810 2014・2下
ルース・デュークス 訳/古川陽二「計画された集団的自由放任主義〈上〉-1890年代から1950年代のイギリス労働法」
 コレクティブレッセフェールに関するカーン・フロイントの業績について検討。かれはフランクフルト生まれのユダヤ人でジンツハイマーのもとで労働法を学びワイマール期ベルリンの労働裁判所の判事であり、ナチズムの政治難民としてイギリスに移りオックスフォードで比較法の教授となったという経歴。

6 労働法律旬報 1807/1808 2014・1月合併号
特集安倍政権下における雇用政策批判
深谷信夫「自由な企業活動と日本国憲法の原理」

7日本歴史782号2013.7

書評と紹介 小林茂文 栗原弘著『万葉時代婚姻の研究 双系家族の結婚と離婚〉」
 この本は、女性史学特に、モルガンの対偶婚説を日本古代に適用し、母系家族説を主張した関口裕子説を批判する。昔から女性が強かったという俗説は大きな間違いで実は日本は万葉時代から婚姻のありかたは男性優位だったことを確認できる新しい歴史像を提示するものであるとのことのようだ。
 
 万葉時代の婚姻は自由意思にもとづいていたが、求愛を受諾することは恋人関係にとどまらず、結婚の承諾を意味した。
 求愛と結婚が同じとするのは現代人には理解しがたいことであるが、そうだったというのだ。
 人は最初のセックスをすると、正式な婚姻儀礼をしていなくても夫婦となった。「ツマ」とは性関係にある相手を意味するからだという。正式な結婚前の私的結婚期間においてもほかの男との自由なセックスは許されなかった。つまり女性にとって婚前交渉自由なフリーセックスではない。
 この私的結婚を1年以上つづける。「通ヒ」とは屋外セックスのことであるらしい。「ツマドヒノタカラ」とは求婚のプレゼントではなくセックス後の贈り物である。ゲルマンでは結婚初夜の翌朝に花嫁に贈り物をする慣習(モーニングギフト)があるがそれに近い意味だろう。
 正式な結婚とは、女の父母の承認のもとに「百取の机代物」で饗応されることだが、正式結婚における女家の竈の火で料理された飲食物を共食して女家の人間と同類となったと指摘される。人類学の蒲生正男も同じようなこと言っていたような記憶がある。
 離婚の主導権は夫にあり、通ってこなくなって二~三年間は妻に性的自由はないと想定する。
 居住形態については夫方提供型の居住が主流で、両親とは別居、一夫多妻制で夫婦間は平等ではない。

書評と紹介中里英樹 黒須里美著『歴史人口学からみた結婚・離婚・再婚
この本は、徳川時代後期の東北日本、中央日本、西南日本各地の資料を駆使していて初婚年齢の分析などを行っている。買ってないが興味はある。

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コメント

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>竹信三恵子「均等法が連れてきた貧困社会~「雇用劣化と「女性活躍小国」への道」
少なくともここに掲載されている内容を読む限りでは男女雇用機会均等法を批判しているように見えるし、私はてっきりこの竹信三恵子という人も長谷川三千子先生などと同じく反フェミの人なのかなあと思ったのですが、調べてみるとまるっきり逆で、バリバリのフェミなんですね。
http://www.wako.ac.jp/faculty-postgraduate/human/gendai/profile.html#a11
http://ja.wikipedia.org/wiki/竹信三恵子
きっと、「均等法だけでは十分ではない! だからもっともっと女性優遇が必要だ! 男女共同参画推進! ポジティブアクション、クオーター制推進! 女性が輝く日本へ!」っていう方向に持って行きたいんだろうね。

上のリンクより引用──
>男女雇用機会均等法以後の働き方の質の悪化、男性世帯主中心の長時間労働がもたらす少子化の急速な進展、パート労働・派遣労働などの非正規労働の拡大がもたらした新しい貧困の増大、若者雇用の劣化など、男女分業が働き方に及ぼしたさまざまな歪みについて、先駆けとなる報道を相次いで行ってきた。
──だそうです...

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