児童ポルノ法改正18日にも参院可決を目前にして猛反省の弁
私にとってヒーローというか最も尊敬していたのは実は左派(人権派)の大御所ブレナン判事だった。表現の自由ではなんといっても1989年の星条旗焼き捨て処罰違憲判決の法廷意見、プライバシー権では同年の死ぬ権利容認をする反対意見。終身任官のため大統領よりもアメリカ社会に絶大な影響力を行使した男である。ブレナン判事のすごいところは、保守派をとりこんでしまうところである。多くの人権判例で元来は保守的なブラックマンを味方につけ、星条旗焼き捨ていではスカリアとケネディを味方につけた。
児童ポルノ単純所持処罰についても1990年のオズボーン判決(6対3)では反対意見を記している。
ブレナン判事マンセーと言っている以上、児童ポルノ単純所持処罰反対は当然のことであったが、このような重大な表現権、プライバシーの危機にほとんど抵抗することもせず、言行不一致もはなはだしい、死んでお詫びをするのが筋だが、残念ながら、自分は歳を食って、人間が少し汚くなったので反省の弁を述べるとどめます。
今後は、当面職場改革に専念し、実績を挙げたうえで国政の問題にも取り組みたいと考えます。
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