購読雑誌等整理2
8『月刊高校教育』46(8)2013-7
中島章夫「見直そう日本の中等教育第4回アドバンスド・プレースメント」
アドバンスドプレースメント(略してAP)とはアメリカの大学入試で近年SAT(大学進学適性検査)とともに重要な役割を果たしている。
もとは、高校の11学年と12学年に大学レベルの指導を行うプログラムを提供するものであったが、APコースのカリキュラム開発とともに、APテストが毎年5月に行われ、AP科目に3科目以上合格すると大学2年生の資格を与える大学が増えている。APコースの成績証明書をGPAといい、厳格な成績と評価され入学選抜資料として重視される。
著者の中島氏は、文部省初等中等教育局長や審議官をつとめ、退官後日本新党から国政選挙に出馬した経歴もある方だと思うが、数少ないカリキュラム開発を専門的に論じられる人である。
我が国ではアドミッションオフィス入試をとりいれる大学が多くなったが、合格者の世間の評判はいまいちである。小保方さんはAO入試で早稲田に受かり、玉石混交の玉の値するタレントかと思われたのもつかのま、「世界三大不正事件」の渦中にあることは周知のとおり。
著者によればアメリカの高等学校の教員はアカデミックな科目、特に数学、理科、外国語の教員は伝統的に非常に厳しく訓練されており、GPA評価で高い評点を与えられた生徒は掛け値なしの実力をもっている。
したがってAO入試では玉石混交にならないのである。
我が国とは成績証明書の信頼度、カリキュラム開発と教員の訓練度が違うから、それがAO入試をまねても失敗する理由だろう。
9『月刊高校教育』46(9)2013-8
中島章夫「見直そう日本の中等教育第5回公立高等学校と総合制」
高等学校教育行政を国から都道府県に移すべきだという。
10『月刊高校教育』47(2)2014-2
小玉重夫「シティズンシップ教育の可能性」
私は強く反対だが、18歳選挙権が現実化すると、当然、高校での政治的リテラシー、市民性育成教育が問題になってくる。シティズンシップ教育のモデル開発として神奈川県立湘南台高校の事例では、太陽光発電や消費税増税、TPP参加、瓦礫処理問題を与野党に分かれて採決するみたいなことをやってる、地域性や業界との結びつきのある職業学科等、政治問題はできるだけやりたくない学校も少なくないはずで、政治的リテラシー教育がうまくいくとはとても思えず、それも選挙権引き下げに反対する理由である。
11『日本歴史』748 2013-9
有馬香織「「初」の名前」
浅井三姉妹の次女で若狭小浜藩主京極高次の正室となった女性の本当の名前は「な」または「おなべ」「おな」であるという新説。
12『国際労働運動』445 2013-9
中核派の機関誌、2012年の千葉動労の5日間ストや自民党憲法改正草案批判などの記事
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