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2015/10/04

夫婦同姓は合憲でなければならない理由 アウトライン修正1


 鈴木・佐藤・田中・山本‥‥という社会的標識は姓とも氏とも名字とも苗字とも呼称され、いずれでもよいと思うが、法務省は氏と称しているので民法750条を夫婦同氏制と表記するが夫婦同姓でも間違いではない。
 私は現行の民法750条を堅持すべきで、婚入配偶者(嫁・聟)の氏の婚家呼称とするこの秩序は我が国の重要な社会規範であり、日本的「家」を敵視する勢力による秩序紊乱に強く反対なので、絶対的に維持されるべきと考えるから、法制審議会答申に基づく選択的夫婦別姓の導入に全面的に反対である。
 ゆえに私は、国政選挙では一貫して、夫婦別氏導入に消極的とみられる政党、もしくは夫婦別氏に反対する国民運動を展開している日本会議に近い候補者に投票してきた。
 ところが、国民から直接選挙されていない最高裁判事が違憲判決により、このような国論を二分する重大な事案につき、国会議員をさしおいて勝手に政策形成を促すことになれば、これまで投票してきたことの意味を全て失うので噴飯ものである。
 どぶ板を踏んで活動をしている国会議員こそが、選挙区国民とじかに触れ、国民の常識とかい離しない政策か否かを判断すべきなのであり、法制審議会答申をの政府による実行を長年止めていたことは怠慢ではなく立派な見識だったのである。国会をさしおいての司法部による事実上の立法行為は、三権分立、民主主義をないがしろにするものとしして糾弾されるべきである。
 したがって夫婦同氏制は合憲とされるべきと考えるので以下、その理由を述べる。

一、明治民法起草者で夫婦同性を強く推進したのは、もっとも進歩的だった梅健次郎であり、その立法趣旨は今日においても全く妥当なものである
要約すればそれは(一)日本の「家」制度、慣習に合致する(二)欧米の単婚家族ファミリーネームの継受というこである。

 (一)嫁女は婚入配偶者として夫家に入るのであるから夫婦同氏が日本家族慣習(日本的「家」制度)に合致しているとの見解は正しい。次のように明治期には、漢土法に倣って夫婦別氏とすべきという一部の意見に強く反対し、日本はシナとは違うとはっきり言っている。

梅謙次郎の法典調査会での発言「支那ノ慣例ニ従テ、妻ハ矢張リ生家ノ苗字ヲ唱フベキモノト云フ考ヘガ日本人ノ中ニ広マッテ居ルヤウデアリマス〔ガ〕‥‥之カ日本ノ慣習少ナクトモ固有ノ慣習テアルトハ信シラレマセヌ、兎ニ角妻カ夫ノ家ニ入ルト云フコトガ慣習デアル以上ハ夫ノ家ニ入ッテ居ナガラ実家ノ苗字ヲ唱ヘルト云フコトハ理窟ニ合ワヌ」

1 婚入配偶者の婚家帰属は揺るがせにできない社会規範である 
 
 今日の社会人類学の成果によれば、日本において婚入配偶者である嫁は夫家の主婦予定者として、聟は家長予定者として迎えられ婚家の成員となるのであり、家は夫婦の系譜の連続体なのである。嫁入(嫁取)婚において出生集団から離れ、婚入集団に入ることは、ギリシャ、ローマ、漢族の宗法、満州族、韓国の門中も同じことであるが、氏(苗字)が家名として認識される(厳密にいえば家名は、同姓の多い村落では、固有の門名、屋号であって氏ではないが、この場合でも門名は地縁社会での呼称であるのに対し、広く世間一般に対しては氏(苗字)が家名ともいえる)以上、呼称の秩序として定着している夫婦同氏は重要な社会的標識であり、ノイジーマイノリティにより破壊されるべきものではない。

 婚家帰属性の立証。中根-蒲生論争、清水昭俊説、蒲生正男説、江守五夫説、
白無垢・色直し


2 夫婦別姓推進論者の「家」制度解体の意図は日本の文化を致命的に破壊する

 (1)「家」制度は日本の文化の核心であるから、夫婦別姓は国体破壊に挑戦するようなもの

 (2)夫婦斉一思想、偕老同穴等、夫婦規範、家族倫理を根底から破壊する


3 社会人類学の清水昭俊説によると日本の「家」は家族というよりも出自集団、リネジ団体であり、「準父系」という固有の規則性によって成員を交替させるのである。婚姻に圧倒的に女性が婚姻によって氏を変えるケースが多いのは、それが出自形式であり社会構造である以上当然のことであり、「準父系」の出自形式は11世紀に遡る規則性であり、1,000年の歴史的経緯のある出自形式を実質的不平等

と糾弾する夫婦別姓論者は非論理的である。


4 夫婦別姓普及による著しい弊害

 夫婦別姓により婿養子が家長ではなくてシナの「ぜいぜい」のような単にそえものになる。あるいは台湾のアミ族のような社会に変質する。これは男性虐待型到来といえる。。

5 無夫権を主張し婚家に敵対的な配偶者が夫より法定相続の権利を得るのは法的正義に反する


 (二)欧米の婚姻家族ファミリーネームの継受    明治民法の夫婦同氏は欧米の婚姻家族のファミリーネームを継受したというのも立法趣旨の一つの側面もあることはいうまでもない。
 西欧の結婚理念の継受は、明治15年に妻妾制を廃止したことでもあきらかである。西欧では、13~14世紀以降、父系の家名(父系姓)が慣習となり、キリスト教の夫婦の羈絆性の強い結婚理念ともあいまって、夫婦同姓が定着し、ファミリーネームと称されるのである。今日でも先進国は夫婦同姓が通例である。そもそも近代友愛結婚というのも、古典カノン法の合意主義婚姻理論を淵源とし、花婿キリストと花嫁教会の一致というアナロジー等により、結婚がサクラメントであり神聖とされたのである。夫婦一体性を強調するキリスト教的婚姻理念、西洋文明的脈絡の結婚観も我が国でも理解され、したがってファミリーネームも受け容れられている。  つまり、夫婦同姓は日本的家制度に合致する社会的標識でもあるが、北西ヨーロッパ的な単純世帯(核家族)の友愛結婚にも合致する制度であり、今日の我が国で広まっている結婚のあり方(伝統的「家」継承ではなく、愛情を基礎として夫婦の伴侶性を重視する結婚)にも合致している。
 しかし私は夫婦別姓反対論者がよくいう、家族の一体感を損ねるという理由に問題点を感じている。敵方からそれは観念論だと一蹴されるからである。
 敵方はファミリーネームに夫権、妻は夫に従う価値観を看取し反対しているのである。とするならば、私が擁護すべきは西洋文明規範としてのこの価値観なのである。むろんキリスト教はローマ法のマヌス権(夫権)のような権力関係として婚姻を規定するものではないし、ゲルマン法のムント権とも違うが、新約聖書の家庭訓ジャンルは、家族倫理は文明的価値であり、それに対し男女平等は、戦間期以降女性解放は半世紀ほど前から、ジォンダー理論は比較的近年の流行した思想にすぎず、それにって西洋文明2500年の価値観を転覆させることはとんでもない間違いだということわ主張することとする。

二  夫婦別姓旧慣習説は否定されている

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