クルーズ2州で勝つ
自民党の社民党化が加速して絶望的状況だ。LGBT差別で処罰を検討する特命委員会を発足させたり、同一労働同一賃金制で我が国を欧州型の停滞社会にしようとしている。ほとんど社会主義者となった安倍の顔をニュースでみると気分が悪くなる。
この点アメリカのほうが政治はまだ健全である。3月5日の党員集会・予備選でクルーズは2州で勝利した。カンザスで48%、メインでも46%で圧勝、ケンタッキーとルイジアナはトランプが勝ったがクルーズは2位で小差で善戦している。
もっとも今回の勝利は小さな州にすぎず、コーク兄弟の地元のカンザスなど保守色が強く比較的勝ちやすい土地柄なので、それでもトランプ優勢はかわらないが、8日の予備選(ミシガンとミシシッピ)では、オハイオ州知事のケーシックがミシガン州で33%で首位という世論調査があって驚いている。http://www.realclearpolitics.com/epolls/2016/president/mi/michigan_republican_presidential_primary-3933.html。ロムニーのトランプ攻撃はそこそこ効いているのか。もし、15日のミニチューズデーでフロリダをトランプがとっても、オハイオをケーシックがとれば、ルビオが脱落、、トランプ、クルーズ、ケーシックでまだ続くという展開になってほしいというのが希望的観測である。
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