ニューヨークはトランプリードだが
先週日刊ゲンダイが乙武が辞退したので、安倍の友達の渡辺喜美氏が出馬する可能性を報じていたが、渡辺喜美氏は公務員に争議権付与が持論なので私は好ましく思わない。安倍が左翼だというのは渡辺喜美を高く評価していることからも明らかなのである。
ABCジスウィークを見た。9日のコロラドの代議員選出手続きで34人をすべてクルーズが取ったのでブローカーコンベンションBrokered Conventionになる可能性が高まったと報じている。しかし19日のニューヨークのほか、ペンシルべニア、コネチカット、メリーランドなど東部諸州は大差でトランプが優勢、二位はケーシック、クルーズは三位だが、ニューヨークでは勝てそうないくつかの下院選挙区に的を絞って遊説しており、効率よく代議員を獲得する作戦であるという。
トランプが党大会前に決着をつけるにはインディアナとカリフォルニアで勝たなくてはいけない。
共和党戦略担当カステラノスは党大会ではトランプもクルーズも共倒れになりうると言っていた。トランプは第二回投票で後退し、トランプが脅威でなくなった時点でクルーズも後退、両者共倒れ塹壕戦のようになるとのこと。。
半世紀ほどブローカーコンベンションがなかったため大統領候補は党が決めるものということをわかっていない国民がいるようだ。過去の例では第一回投票で最下位だったヘイズが七回目の投票で勝利したこともあるように何が起きるかわからない。
« 入手資料整理183 | トップページ | ゴールデン街の火事 »
「アメリカ研究」カテゴリの記事
- 2018年アメリカ合衆国の労働組合組織率(2019.01.26)
- 「解剖学的差異は決定的だ」(2017.02.26)
- トランプ政権がうらやましい(2017.02.26)
- 人生敗北宣言はしません(2017.02.02)
- 2016年のアメリカ合衆国労働組合組織率(2017.01.28)
コメント