人生敗北宣言はしません
日本の醜い政治に辟易している。安倍の顔を見るのも不快なのですが、人生敗北宣言はしません。厭世気分ですがこのまま死ぬということはきないです。実はここ二年間糖尿病でした。ヘモグロビンa1cで7,8まであがりました明らかに体調は悪かったです。医者がうるさくて嫌いなので逃げまくっていたのですが、インスリン注射をするようになって6・8まで下がりました。前よりは調子はよくなっているのでこれからまだ頑張りたいと思います。
ゴーサッチ指名の感想について述べておく。トランプ大統領はスカリア判事死去による穴埋めとして二ール・ゴーサッチを指名したが、アメリカの全テレビが生中継したとか。結局アメリカは司法国家ということだ。印象としては司法自制主義の裁判官のようだが、スカリア判事とケネディ判事を尊敬しているとか。ロサンゼルスタイムズを機械翻訳で読んだが、スカリア判事ほど反リベラルの情熱のある人物ではないのではとのことだ。スカリア判事はクリエーションサイエンスも支持していましたがそれほど保守的ではないのかもしれない。ただ最高裁判事はカトリックに偏りすぎていた。ゴーサッチは聖公会ということでプロテスタント主流派を入れるのはバランスとしては悪くない。
スカリア判事は超大物だった。私が特に評価するのは表現の自由の判断である。星条旗焼却処罰-違憲、ヘイトスピーチ禁止条例-違憲、暴力的ビデオゲームの規制-違憲なのである。一年前に死亡したが、まったく惜しい人物をなくしたものだ。ケネディ判事も男色行為処罰違憲判決等のみ意見が異なるだけでほかの主要事件の判断は支持できる。スカリア判事もケネディ判事も好きである。
ただ自分はプライバシー権や実体的デュープロセスに肯定的なのでその点スカリアよりずっとリベラルな考えである。ロー対ウエード判決のブラックマン判事はニクソン任命の共和党で、穏健な共和党員は妊娠中絶には反対していなかったからである。
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