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2017/03/14

民法731条改正案反対。16・17歳女子婚姻資格剥奪絶対反対その1

 
 おそきに失したかもしれないが、この土壇場の状況で抗戦の論陣を張ることとする。16歳・17歳女子の婚姻資格維持のために訴えたい
 
要旨
一.成人年齢18歳引き下げに伴って政府の民法731条改正案は、法定婚姻適齢を現行の男18歳、女16歳から、男女とも新成人年齢の18歳として、現行の16・17歳女子の婚姻資格を剥奪したうえ、未成年者の婚姻の父母の同意〈737条〉と、未成年者の婚姻による成人擬制〈753条〉を廃止するというものであるが、私は強く反対で、男女とも配偶者が18歳以上で親の同意があれば18歳未満16歳以上で結婚できるようにするよう修正すべきである。
 (本音は現行法改正に反対であるけれども、この土壇場の状況では男女の取扱の差異
の肯定に固執するのは得策でないと判断し、16歳・17歳女子の婚姻資格剥奪、婚姻の自由の抑制、幸福追求権の軽視についてのみ異を唱えるものである、民法753条の問題があるため、男女共16歳では反対が多いと判断し、上記の一方が18歳なら16歳の結婚を認め、737条と753条も維持するという修正案なら米国のアイオワ州、ドイツがこれに相当し現実性があると判断した)
 
二.理由1
 
  男女とも18歳とする案は、1996年の法制審議会民法部会の答申にもとづく。その理由は婚姻年齢を18歳以上とするのは世界的趨勢であること、婚姻資格者には高校修了程度の社会的・経済的成熟を要求すべきということを理由としているが、いずれも論理性は全くない。
(一)18歳が世界的趨勢というのは全くの偽情報であり、法制審議会は国会・国民をだましている。
 ここでは、英国・ドイツ・アメリカ合衆国の婚姻適齢法制をとりあげるがいずれも16歳で結婚できるのである。したがって18歳が成人年齢というのは世界的趨勢であっても、婚姻適齢については全く誤りで、法制審議会は故意に偽情報を流し国会、国民を騙す詐欺行為は悪質である。
1.英国
 婚姻障碍を16歳未満の者、18歳未満で親の同意のない者、近親婚、重婚と規定しており、、男女とも16歳を婚姻適齢とする。イングランド、ウェールズ、北アイルランドは未成年者は親の同意を要するが、スコットランでは親の同意も不要である。
 なお婚姻適齢を男女とも16歳としたのは1929年法である
 歴史的変遷
〈1〉 古典カノン法=古き婚姻約束の法=コモンローマリッジ
   男14歳 女12歳   (親の同意要件なし)
 そもそもラテン的キリスト教世界では婚姻は教会の霊的裁治権であった。婚姻の有無、成立要件などは教会裁判所の管轄権に属するとされた。とくに英国では婚姻と遺言による動産処分は教会裁判所の管轄権であることが明確であり近代まで続いた。11~12世紀の秘蹟神学の進展と、12世紀の教皇授任裁判の進展により、とくに教皇アレクサンデル3世(在位1159~1181)の活発な働きと英国などからの活発な教皇上訴により、婚姻に関する古典カノン法が整備され、合意主義婚姻理論による古典的教会婚姻法が成立した。16世紀にフランスガリカニズム教会がトレント公会議の方針に反対して、婚姻法の世俗化の流れとなったが、イギリスで婚姻法が世俗議会立法となったのは1753年ハードウィック卿法であるが、それまで古典的教会婚姻法が生ける法だった。。 
 メイトランドがまさしく述べたように、イングランド婚姻法とはローマ教会婚姻法そのものだった。中世最大の神学者ペトルス・ロンバルドゥスの理論そのものだった。なお16世紀のトレント公会議は、カノン法を修正し、教会挙式をあらたに婚姻成立の要件としたが、英国は宗教改革によりローマの軛を脱していたため、挙式を要求せず、二人以上の証人(俗人でよい)のもとで「我汝を妻とする」「我汝を夫とする」といった現在形の言葉の合意により容易が婚姻が成立する中世教会婚姻法(古典カノン法)が近代までそのまま継承されたのである。 
 なおカトリック教会は1918年カノン法大全を廃止し、成文の教会法典で、は婚姻適齢を男子16歳、女子14歳としている。カトリック教国が14歳でも結婚可能としているケースがあるのはそのためであるが、それは20世紀になってからのことで、ローマ法から中世教会法、コモンロー何れも男14歳、女12歳である、今でもマサチューセッツ州が古い時代のままである。
   ちなみに大唐帝国永徽令男15歳、女13歳が日本養老令と同じである。東洋では数え歳だとすると実質的に、ローマ法、教会法、コモンロー、大唐帝国永徽令、日本養老令は基本的におなじことであり、それが文明世界の基準というべきであろう。(つづく)

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