キッズウイークは不愉快
また国家社会主義者安倍が鬱陶しい政策を出してきた。大人の有給休暇取得促進のためのキッズウィークとか。ネットでも評判がわるいが、どこまで政府は働かない主義で干渉したら気が済むのか。アメリカのように法定有給休暇がない国のほうがまとも。経済低迷しているのに働かない主義の奨励は異常。一億総中流といわれたのは80年代のことで、土曜日も働いてたから、たまには観光旅行という気分になったが、いまはそういう時代じゃないでしょ。
18世紀イギリスの貧しい労働者は1日14~15時間労働、週6日休まず働き、休日はクリスマス、イースター、聖霊降臨節。年8日ある処刑の日だけ。処刑の日が休みなのは怠惰とその報いの見せしめにしようというもので、別に労働者保護が目的ではない。もちろん労災補償とかはないわけだし、一方、金持ちは10時か11時に起き、おそい朝食のあと、街中を散策する。5時から7時に正餐をとり、夜は居酒屋かクラブと友人に会い、カルタをしたり酒を飲む。夜食を10時から午前2時の間にとるという生活だった。18世紀が進むとより遅い夜食が流行した。(リチャード・B.シュウォーツ 著 ; 玉井東助, 江藤秀一 訳『十八世紀ロンドンの日常生活』研究者出版1990 127頁以下)
要するに朝寝坊し夜更かして遊びたければ、ビジネスに成功し金持ちになれということ。それが身の丈ににあった生活でまともな考え方だったように思える。
政策を180度かえて経済や雇用判断に政府は干渉しないレッセフェールに転換すべきだ。一億総活躍とか、休み方改革とかうるさいスローガンをかかげる政府にうんざり。クーリッジ大統領のような「目にみえるだけで、声が聞こえない政府」が最善だと思う
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