アベっちの人間性に疑問
結局のところ、アべノミクスは円安株高に誘導し希望をもたせて、人たらしの安倍が財界などに取り入り、最低賃金引上げ、女性活躍、一億総活躍、残業時間上限規制のように労使関係に深く干渉して、雇用主の雇用判断・裁量権を奪う社会主義的な政策を実現した。安倍は隠れ左翼の本性を明らかにしたといってもよい。民主党や共産党に投票した人のやってほしい政策ばっかりやっている。もつとも戦中の革新官僚とかも左翼だったから、日本の保守に左翼と親和的な部分が大きいともいえるが。
最近は自衛隊の存在を認めるだけの加憲とか、高等教育無償化とかリベラルな政策を打ち出しており、結局この人はたんに権力を維持したいだけの人なのか人間性を疑問にもつようになった。9条2項の改正を考えていた保守派の期待も裏切ったといってよい。
森友事件だって、あれほど安倍を崇拝していた人を悪く言うのは義理に欠くように思える。最後まで面倒をみてあげるのが筋ではなかったか。
高等教育の無償化って、左翼のサンダースの政策のまねみたいだが、州立大学のシェアの大きい米国とちがって日本の国公立のシェアは低く、だいたい赤の他人の教育投資のための私立大の授業料もなんて、とても支持されるとは思えない。学問的適性のない人に高等教育をほどこしても教育投資した分だけ社会に還元されることはない。今後大学の経営が苦しくなるのを救うくらいの意味しかない。中卒・高卒が減ると、ものつくりとか労働力の基盤が弱くなるのでは。中卒でも横綱になれるし、組織のトップにもなれる世界もありそれが悪いというわけではない。
日刊ゲンダイ5月12日付の室井佑月のコラムが「ズブズブの関係」は下品でないと指摘している。抜き差しならない関係のこと。「ズコバコ」の関係と勘違いしたのではとの指摘であり、安倍首相の国語力に疑問を呈している。なるほどズッコンバッコンなら下品かもしれないがズブズブが発言できないなら言論の府の言論統制みたいなもの。
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