カテゴリー「文化・芸術」の2件の記事

2008/02/02

バレンタインデー雑感

デパートではバレンタインフェアをやってますね。錦糸町の丸井で玄関を入ったらいきなりチョコレート売り場なのでびっくり。突然国生さゆりの歌がひらめきました。
昔、本などで読んだんですが、米国ではチョコレートではなく、カードや花などを贈っている。チョコレートでなければならないというのは、菓子業界の販売促進の宣伝であって日本的な習慣らしい。男性から贈っても良いのであって、恋人同士、家族でも贈っても良いのである。http://www.family.gr.jp/valentine/valentine.htm
これも昔、本で読んだんですが、米国のある高校では、白いカーネーションが贈られると「知り合いになりたい」というサイン。直接持参するのが恥ずかしい人のために、運び屋のサービスもある。世話も焼いてくれるのである。それは生徒会でやってくれるらしい。ピンクのカーネーションは「あなたが好きです」という意味。いきなりピンクでなく、白い花から贈るのが無難であるとか。赤いカーネーションは「愛してる」という意味なので既にステディな関係の場合である。男女どちらから贈ってもよいらしい。
さしあたり、白い花でも贈っておけば、よほどもてない男でない限り、異性の友人を得やすい下位制度といえるだろう。 
つーか、卒業ダンスパーティーでパートナーがいないと恥をかくので、社交上、異性の友人は確保する必要がある。。
そうしてみると、日本の習慣は女性のための行事になっていて偏りすぎているように思える。日本ではクリスマスに商店街でクレッシュ(馬小屋でのイエスの降誕シーンを描いた人形等)http://www.geocities.jp/bourgognissimo/Bourgogne/1ARTL/BR_032_4.htmを飾ることは全くいってよいほどない。 それはクリスマスが完全に世俗的な行事として受容されているためだが、バレンタインデーの在り方もかなり変質しているといえるだろう。
一方、合コンは日本の土俗的文化の臭いがする。若者と娘が集団見合い状態で、歌を掛け合う、歌垣は神武天皇の時代にまで遡ることのできる古い文化で、中国雲南省の少数民族にもそうした行事が伝えられているので、照葉樹林型文化ともいえる。
正月の成女式などに集団見合いをやって歌を掛け合い、返歌ができないと帯をほどく罰ゲームをやって、ねんごろになるというのが、日本的男女の出会いパターンだった。合コンもこのパターンと同じ。
  どこかの政令指定都市の市長みたいに合コン-王様ゲーム-指二本入れるところまで進むのが一般的な在り方なのか、私は知りませんが、一般論でいえば合コン参加者は乱痴気騒ぎになることはある程度合意のうえで参加しているはずなのであって(それがなければ合コンの意味はない)、王様ゲームで舌入れ接吻したからセクハラだとか、指入れたからセクハラだとかいって騒ぐのは大きな間違いだと思う。
  実は合コン世代は気配りができて優秀だとの評判があるということをどこかで読んだ。合コンではしらけさせる行動をとる人は次第に排除されていく、空気が読めない場違いなことをやらないし、気配りができて重宝がられるのである。そうした意味でも日本的文化といえるだろう。

少子化対策は平均初婚年齢を下げることですよ。見合い結婚が廃れてしまった以上、異性の友人を得やすい文化を創造していくことも重要です。バレンタインデーは男性からも贈り物ができるよう変えましょう。合コンも悪くないです。スーパーフリーを潰したのは大きな間違いでした。少子化対策というなら、できちゃった結婚を奨励するのも一策です。男子は「中出し」を躊躇せずに元気で行こうとかコピーを政府公報でやることですな。

 
 

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2007/09/01

歌川広重《名所江戸百景》

  本日は頸ドプラ検査という超音波検査のため某病院ヘ、これは義理で半年おきにやっている検査、若い看護婦なら興奮するところだが、おばはんの女医なのでなんの面白味もない1600円。食事後、やるべきことは山積だが、気候が涼しいので気分転換のため、上野公園へ遊びに行く。めぼしいものがなかったので、芸大美術館の「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」を見物、入場料300円、図録1500円。ぞろぞろ行列して見ていられないので、遠目にさらっと5~6分見てさっさと出る。ど素人だが感想を言うと、なぜか印象に残ったのが『市中繁栄七夕祭』、こんなふうに鯉のぼりみたいに高く竹を飾るものなのかと意外に思った。次に『月の岬』。妓楼か茶屋の二階大広間から海を見た景色。解説を見ずともこのロケーションは品川しかないとすぐわかったから。品川八ッ山は月見の名所なんだそうだ。
 図録の新関公子の解説によると夜空を明るく描いた『猿わか町よるの景』http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2007/collection200707/collection200707_ja.htmという広重の作品はゴッホが所有していて、『夜のカフェテラス』のような作品に影響を与えているとしている。なるほど芝居茶屋がカフェテラスに変化したのかと感心した。ついでに西洋美術館常設展420円も見て、秋葉原へ、ラオックスコンピューター館が今月中に閉まるらしい。パソコンもここで買ったし、翻訳ソフトなどもほとんどここで買ったのに残念だ。地下のメイドカフェも見ておこうと思ったが、すでにオタク系の客が行列をつくっていたので、あきらめて帰る。

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