カテゴリー「大相撲」の20件の記事

2007/09/30

時津風親方はバッシングにもかかわらず堂々としていて立派だ

 時太山急死事故は北の湖理事長が文部科学省に召喚される事態にまで発展しましたが、私は時津風親方に同情するし、行政の過度の介入にも反対します。

 日刊スポーツ29日記事-相撲協会「国技はく奪」突きつけられた

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070929-00000040-nks-figh

 しかし29日発行の夕刊フジでは従来の報道とニュアンスの違う記事がありました。---時津風親方は、突然始まったバッシング報道に「愛知県警と犬山署からは、あまりの報道のひどさに、わびの電話が入っている。よってたかってリンチなど加えていない」と、親しい関係者に激高しているという---とされています。
 又、29日発行の東スポでは捜査関係者の話として、親方は愛知県警に対し---「私も若い頃は木刀で頭を叩かれ血が出た、なんてことはよくあった。角界では当たり前ですよ」と発言した。又イスにふんぞり返るようにして余裕しゃくしゃくといった感じで話すそうなんだ。普通は警察に呼ばれただけでぶるっちゃうもんだけど----との話しを伝えている。
 つまり報道のようなリンチ事件との認識は親方は持っていない。私も親方の見解を尊重したい。角界では当たり前の指導の何が悪い。しかも時津風部屋の荒稽古は双葉山道場以来の伝統なんでしょ。時太山を有望と見込んだうえでの厳しい指導ということでしょ。
 なるほど、27日定例理事会と師匠会で挨拶のため国技館に現れた時津風親方は雲隠れもせず堂々としたものだし、師匠会では笑顔をみせる余裕もみられたのである。さすがに大きな名跡である時津風を襲名しただけある一廉の人物と認識しました。時津風は先代前理事長の元大関豊山が後継者として指名したんでしょ。解雇必至との報道もありますがそれは前理事長のメンツを潰すことになるから好ましくないです。理事長を二代輩出したこれほどの名門の師匠ですから、警察にびびるような人物ではないわけです。
 私の考えは、そもそも、相撲の年寄は弟子をとって営業できる特権的地位ということからはじまったのだから、指導方法について素人が口出しするのが僭越なのである。木刀で叩くのもビール瓶で叩くのも大差ない。それくらいのストレスに耐えられない根性では大成しないということだろう。ビール瓶は愛の鞭ということでよいのではないですか。素人考えで理不尽に思っても安直に非難するのが間違いだと思う。
 近世史プロパーの高埜利彦『近世日本の国家権力と宗教』 (東京大学出版会、1989年)という本を読みましたが、相撲史に言及していて、記憶だけですが、享保期頃まで江戸幕府は治安対策上相撲興行を禁止するなど否定的だったが、民衆には娯楽の欲求もあり辻相撲や素人が木戸銭を取って営業することを禁止する一方、四季勧進相撲が慣例化し、上覧相撲の成功もあり幕府は吉田司家の由緒を認めて吉田司家免許の年寄の弟子になった者だけが相撲取と認められ、木戸銭を取って稼業とすることができる相撲渡世集団が認められたといった経緯がだいたい書かれていたように記憶してます。
 そのように相撲年寄は公認され営業特権を有する家職として続いてきたことから、素人が古典芸能などのしきたりに非難することがばかげているように、素人がとやかく指導方法にいちゃもんをつけるのが間違いだと思う。
 28日文部科学省内で記者のインタビューで北の湖が角界では各師匠が稽古を指導するのであって、協会はやり方について干渉しないという趣旨のことを説明してましたが、華道であれ茶道であれ歌舞伎や落語であれ各師匠や一門で指導方法は違うのだから、ちゃんこの味が違うようにやり方が違うのは当然のこと。相撲協会は本来稽古の方法を統制したりする立場にはないということで、それはいいんじゃないですか。公益法人だから死者を出すのは拙いというのかもしれないが、10年間で4人http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2007092902052435.htmlなら、これだけ激しい運動にもかかわらず少ないという見方もできなくもないだろう。
 ブログでは時津風バッシングに同意する意見が圧倒的に多く、相撲部屋の体育会系の体質が嫌いとか書いてる人が結構いるようだけど変ですね。
 渡海文科相は角界の体質は古いとか言いましたけど、私はそう思いませんね。
 オタクタイプの人が厄介者扱い、特別嫌悪されなくなったのははごく最近のことですよ。パソコンの普及によりオタクが情報発信するようになってからですよ。オタクもそれなりに役に立つことがわかってからです。
 組織のフラット化や官僚主義を打破した企業文化は1990年代以降の傾向です。
 しかし一昔前までは、世間の空気といいますか、体育会系のノリでないと人間じゃないという雰囲気の時代があったわけですよ。縦社会の人間関係や礼儀を心得ている、体育会系は使いやすいし、はきはきして気持ち良い。リーダーシップもある。就職するにも何にしても体育会系が有利という時代がけっこう長くあったわけですよ。それに比べて非体育会系は人間関係でもまれてないから使いにくいといわれていました。
 そう言う意味でスポ根とか体育会系の作法やしごきは寛容というか、むしろそういう躾が重要なんだという人が圧倒していた時代がありました。私は保健体育の成績は2ですから、スポーツもやったことがない我々のような非体育会系は日陰者扱いだった時代がずうっとあったんですよ。体育系じゃなきゃ新人類とかいわれて人間とみなされなかったんですよ。
 教育雑誌で読んだことですが陸軍士官学校で教師が体罰をふるうことは全くなかったそうです。教師は紳士的でした。ただ先輩からの体罰はあった。生徒間の上下関係が厳しいんです。これを隠れた(ヒドゥン)カリキュラムといいますが、公式的な教育課程ではなく、非公式的な生徒間の人間関係や学校文化が人間形成に与える影響が大きいわけです。表向きは体罰反対といっても、大抵の人は隠れたカリキュラムを支持します。先輩の体罰によって苦労することが人間形成上良いことなんだというのが本音だったんですよ。公式のカリキュラムよりむしろ体で覚える教育が実は大事だという人が圧倒してました。苦労人がよく説教することですが、非公式的な制度、下位制度の方が重要だ。昼間の仕事より飲み会の余興でばかげたことをやることが大事だと説教するのと同じことです。
 そう言う社会の底流にある文化からすれば、親方のビール瓶叩きはたいしたことはありません。非公式的な上下関係を学ぶ教育こそ大事なんですよという人が圧倒的に多かったじゃないですか。であるから、相撲部屋の体質は前近代的なものというわけではないです。

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2007/09/12

杉山元NHKアナの取材証剥奪に全然同情しない

  本日の毎日新聞<相撲協会>記者クラブ会友の杉山さんの取材証を”はく奪”という記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20070911-00000110-mai-spoですが、私は同情しませんよ。問題の朝ズバは見てませんが、私が見たテレビ番組、ブロードキャスターやサンデースクランブルですが、杉山元NHKアナは朝青龍バッシングに迎合するくだらないコメントしかしていません。杉山元NHKアナを庇っているのが友綱理事であることからみても、杉山氏はアンチ朝青龍としか思えないから、この件については北の湖理事長を支持します。9月2日のサンデースクランブルでも仮病疑惑云々とか言って、朝青龍を批判してましたが、この件は決着がついていることですよ。
 横綱朝青龍は優勝した名古屋場所千秋楽翌日の7月23日、四日市社会保険病院整形外科部長森下浩一郎氏(整形外科一般と脊椎外科、日本整形外科学会専門医、日本脊椎脊髄病学会の中部地区の指導医)の診察を受け、診断書には、 左肘内側側副靭帯損傷、左尺骨神経障害、急性腰痛症、第5腰椎(椎弓)疲労骨折 とされたのである。
  森下整形外科部長は『女性セブン』の取材に対して「肘は重症で腰が疲労骨折していることは間違いありません。ただ本場所でも同じ状態で相撲を取ってきたのですから、数分の遊びのサッカーならできますよ」と仮病疑惑は真っ向から否定している(『女性セブン』45巻33号2007年9月20日号「激白120分細木数子朝青龍の本音SOSで密談5時間全部話すよ」)。

この診断が正しいことは、9月1日スポーツ報知の7面にある次の横綱審議会委員守屋秀繁委員(千葉大学大学院医学薬学府長)のコメントで明白である。
「整形外科医として疲労骨折がどのようなものかを一部の委員から説明された。あの(けがに関する)診断について医師として不信感を覚えることはない。ただ(全治)6週間というのは、その後の騒動の経緯も考えれば少し長く出し過ぎたかな、という感じは受けないでもない」
不信感はないというのは正当なものという意味だ。6週間云々は枝葉末節な事柄、実際に診察しているわけではないし、仮に全治1ヶ月に縮めても東北・北海道巡業の休場はやむをえないということになる。
だから、朝青龍バッシングは悪質なものなのだ。朝青龍は何も悪くない。しいていえば、整形外科の素人に誤解をもたれる印象を与えるかもしれない映像が流れたということだけ。それはやむをえないことだから、朝青龍は謝る必要もない。
疲労骨折を認めつつ、土俵入りだけでも、巡業に参加すべきだとのある医師の意見も夕刊フジで読んだが、朝青龍は本場所で優勝しつづけることが横綱の責務と考えている。そのためベストの体調で本場所にのぞみたい。相撲協会の営業に協力的であるべきだという意見も当然あるだろうが、それは仕事のコミットメント(責務)についての見解の相違にすぎない。朝青龍は責任感の強い横綱だと言うことは故先代佐渡ヶ嶽も認めていることだ。
反朝青龍派とされる巡業部長の大島理事は優勝同点はあるが優勝はない。巡業副部長の高田川役員待遇委員は大関に昇進したもののハチナナ大関と揶揄された。モンゴルでも監視せよと強硬な意見を述べた友綱理事は関脇止まりじゃないか。朝青龍は7場所連続優勝、年間最多勝の記録保持者で既に21回の優勝、こういう迫害的出来事がなくて、順調にいけば、大鵬の32回の優勝記録を超えることのできる大横綱である。あと5年間で年2回ペース以上の優勝は確実と思えるから。横綱には横綱の苦労があると思いますよ。本場所で無様な相撲を取れば横綱は引退に追い込まれる厳しい地位にあることを考えれば、巡業休場は非難されるべきものではないと考える。
9月2日の横綱白鵬昇進パーティーで後援会代表の丹羽耕三氏(土佐清水病院院長)が四日市社会保険病院の医師を非難し「医者として許せない。よくも(全治)6週間なんて書いたな。(エックス線)写真を見せてみろ!あの医者、免許を取られるぞ」と声を荒らげた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070903-00000042-spn-spo(スポニチ9月3日)との報道がありますが無茶苦茶な話ですね。しかしこのアンチ朝青龍の医者も疲労骨折が間違いだとは言ってないんです。
いずれにせよ、有識者で構成されている横綱審議会委員で唯一の専門家が、あの診断書に不信感はないと明白に述べた以上、仮病でさぼったということではないです。にもかかわらず、9月2日のサンデースクランブルに出演した元NHKの杉山アナなどが、仮病疑惑云々と言っているのは間違いです。

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2007/08/23

高田川親方の怒鳴り込みひどすぎる

 本日の東スポの記事、昨日午後2時高田川役員待遇委員が高砂理事に対して「お前、高砂を返上しろッ!一門抜けろ!」と怒鳴り込んだというのは無茶苦茶な話です。なるほど高田川は元理事で高砂部屋の先輩である。しかし現在は高砂が理事、高田川は役員待遇、高砂親方が格が上なのでは、しかも高田川は先代高砂親方(元小結富士錦)に一門を破門された立場である。「朝青龍を引退させるか、お前が高砂を返上して抜けるかだ‥‥」というのは朝青龍を廃業に追い込みたいという本音が出ている。聞き捨てならないのは、「救ってやろうと思っていたのに、あのマネジャーは何だ。ふざけやがって」と門前払いされたことに腹を立てていること。天敵の顔をみたら横綱の病気が重くなるよ。門前払いは当然だろ。マネジャーは先代高砂の家族なんだろ。破門されたときの恨みが増幅していて大人げないな。
 それにしても高砂親方は大人だな。ふつうこんなに面罵されたら殴り合いの喧嘩になるぞ。私は世間の評価とは別に高砂親方に高く評価してもよいと思う。モンゴル帰国の話に簡単に乗らないのは、反朝青龍派の厄介払いしたいという意図を察知してのことなのかもしれない。高砂は廃業を避けたいというスタンスは一貫しているね。むしろ朝青龍を庇ってくれて感謝してもよいくらいだ。高砂は円満な性格だから理事長になってもいいんじゃないかな。そういえば北の湖の苦手が朝潮だったな。

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2007/08/21

高田川巡業副部長、ベストの選択をというなら謹慎解除、処分撤回を伏してお願いします

 本日の日刊スポーツで反朝青龍急先鋒の高田川役員待遇委員が昨日朝青龍のマンションに見舞のため訪れたが、高木医師が許可しなかったため断られたとの記事を読みました。見出しには強硬な「引退勧告」から一転「横綱にベストの選択を」とあります。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070821-00000013-nks-fight
 私は、全く部外者の立場で非常に僭越ではありますが、高田川役員待遇委員は、北の湖理事長体制を支え、巡業を元の売り興業に戻して復興させる実績など相当なやり手と認識しております。前の山が柏戸に勝った相撲も、相撲協会のサイトで見てますよ。私は気魄のある前の山の相撲も好きでした。だからお願いします。
 私も朝青龍の病状をとても心配してます。朝日新聞が伝えている吉田博之相撲診療所長のコメントに「外部の状態を認識しているにもかかわらず、意思の発動がない状態。一歩も外に出られず、拘禁反応が出る恐れもある」
http://www.asahi.com/sports/update/0820/TKY200708200280.html

「拘禁反応」という言葉を読んで非常に深刻だと思いました。このまま外に出られない、羽目外すこともできないようだと病気は重くなるんじゃないですか。謹慎処分の続行は苛酷です。
 治療と謹慎処分は両立しません。横綱の謹慎処分を解いて自由にさせてください。謹慎処分を解いて赦すことそれが最大の良薬になるのではないでしょうか。
 今回の処分は耐え難い屈辱だったと思いますが、協会の真意がどうであれ、公式的には伊勢ノ海理事が処分の目的が朝青龍を廃業に追い込むことではないと文部科学省に説明している以上、理事会のメンツだけで謹慎処分を続行すべきではないと思います。
 本日各紙に精神科医のコメントが載ってますが日向野春総氏の夕刊フジのコメント「復活どころか1カ月で再起不能になる。身体を動かしていないと筋力を維持できない上に、食べていなので筋肉がボロボロになって動かなくなる。そういうプロ野球選手を見てきた。朝青龍はこれで、一巻の終わりです」http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_08/s2007082110.html
 和田秀樹氏の東スポのコメントも重症なら現役続行が不能どころか、格闘技転向も無理としています。
 協会の真意は廃業なのかもしれません。しかし、廃業後、格闘技の転向も困難になると身体能力を資本とする彼の生計の資も奪うことになり、このままでいくと非常に後味の悪いものになるのではないでしょうか。
 

川西正彦

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2007/08/18

サタデースクランブルひどすぎるぞ

 本日のテレビ朝日サタデースクランブルは今週も朝青龍問題をとりあげたが、先代佐渡ヶ嶽の「遺言」を全く違ったニュアンスで伝える悪質なものだった。
 日刊スポーツ16日の報道はこうです。
『悪いところがあるなら、それを早く治して土俵に戻ってほしいな』と先代が現佐渡ヶ嶽に話していたというもので、怪我を早く治して土俵に戻ってほしいと現役続行を望むものと私は理解しました。ところが、サタデースクランブルの司会者のフリップは「悪いことは悪いと認めて早く土俵に戻れ」でした。録画を採ってないので記憶のみですが、反省しろ、あるいは謝罪会見でけりをつけろという含意のあるニュアンスに差し替えられていた。日刊スポーツを読む限り、故人は朝青龍を非難はしていない、そういうことはひとつも言っていない。
 又、出演したノンフィクションライターは朝青龍はモンゴルに電話をかけまくっていてどこも悪くないんだと言っているとか、医者の前ではふりをしているだけという趣旨のことを、ほぼ発売中の週刊現代記事と同じ仮病説を言ってましたが、昨日、開業医の高木洲一郎http://kk.kyodo.co.jp/kenko/thema/takagishuichiro.htmが診察して再び「急性ストレス障害」と診断されているんでしょ。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070818-00000007-dal-spo

 先週、「急性ストレス障害」に疑問を呈した作田明の出演もそうですが、既に三人の専門医が診断しているのに、仮病説を前提とした報道は偏りすぎ。
 
 

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2007/08/16

故先代佐渡ヶ嶽(横綱琴桜)は朝青龍ほど責任感を持った横綱はいないと公言していた

   本日の日刊スポーツ「琴桜『早く土俵に戻って』朝青への遺言-亡くなる前日まで気遣い」を読み、朝青龍が佐渡ケ嶽部屋の出稽古で親方に挨拶する写真を見て思わず涙が流れました。
「‥‥娘婿の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)が‥‥「先代は横綱のことがずっと気になっているようで、『悪いところがあるなら、それを早く治して土俵に戻ってほしいな』と私に話していました」。‥‥05年11月2日、九州場所前に行われる恒例の「横綱会」でのこと。左足が不自由な鎌谷氏(先代佐渡ヶ嶽)に、朝青龍はそっとかがみ込んで靴を履かせたことがある。以来、鎌谷氏は『私の肩を抱えて起こしてもくれた。彼ほど優しく、人情にあふれ、気遣いができて、責任感を持った横綱はいない』と公言し始めた‥‥」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070816-00000039-nks-fight
 やっぱり朝青龍は人情にあふれ人格者だったんですね。相撲界の宝ですよ。先代佐渡ヶ嶽が退職して協会幹部に理解者がいなくなったのかな。先代の遺志をマスメディアに公表した琴ノ若も偉いと思います。
 朝青龍は先代高砂(小結富士錦)の葬儀に出席せず非難されたことがありますが、とはいっても今は部屋別総当たり制だからね。一門意識とか朝潮の若松部屋は分家独立したのだから、先代高砂に恩義がある、そういうしがらみみたいのは外国人にはもっともわかりにくいんかじゃないかな。同情の余地があるとみるべきです。
 朝青龍が積極的に出稽古しているのは評価されてる。一門は違うがよく佐渡ヶ嶽部屋にも通っていたらしい。親方はそのことを感謝したようですね。
 
 先代佐渡ケ嶽の訃報を各紙読みましたが、優勝5回という横綱としては平凡な実績にすぎないのに、「名伯楽」として総じて新聞記者は好意的に論評してますね。弟子の育成とスカウトに非常に熱心で、親方になってもまわしをしめて弟子を鍛えていた。特に人を賞めるのが上手な人のようですね。稽古で怪我を直せみたいな精神主義はどうかなとも思いましたが、嫌味をいえばこれだけ有望な力士を抱えながら横綱は出していない。琴錦や琴ノ若も有望力士だったが大成はしなかった。しかし、温かみのある人柄については多くの記者が書いている。

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2007/08/15

オシム監督も朝青龍に同情

  本日の東スポ記事5面にオシム朝青龍に同情という記事があります。オシム監督が13日の代表スタッフ会議でフリートークになった段階で、相撲界の現状を熱く語り出した。オシムが朝青龍問題を熟知していることにスタッフも驚いたという。「これだけ極めた人間を追い詰めるのはどういうことなんだ。というふうに嘆いていた」というが正論ですね。
 東スポは昨日の半同棲交際報道から本日は長沢からのアプローチがまんまと成功、二宮が落ちたと報じているな。二宮はほっておいてもモテる男だからうらやましいよ。長沢まさみの性格、雰囲気からみてたぶん真相に近いんじゃないかという心証だ。清純派だなんて初めから思ってないからあまりショックはないな。親父が認めているなら早く結婚したほうがいいんじゃないか。

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2007/08/14

元横綱琴桜の訃報に思う

  最近になって相撲ネタをさかんに書いてるが、熱心にみてたのは中学生ぐらいまでだな。柏戸、玉の海、琴桜のファンで、琴桜は引退するまで応援してたよ。
というか輪島みたいな稽古をしないでランニング練習とか、本名のまま横綱とか伝統を破る力士、先代貴乃花みたいなミーハー的人気のあったが嫌いだったんですよ。心筋梗塞で手術をしたんじゃ俺と同じだな。年寄佐渡ヶ嶽として多くの力士を育て、協会事業部長を歴任したが、感心しないのは、弟子の四股名にほとんど琴を冠していることだ。先々代の佐渡ヶ嶽の小結琴錦と、先代尾車の琴が浜は香川県観音寺の出身だからわかるんです。琴桜も鳥取倉吉の出身とはいえ師匠の琴錦から一字もらったということでそこまではわかるけど、香川県と全く関係ない力士にことごとく琴を冠する趣味は、馬主のオーナーみたいであまり好かない。琴のつく力士で片番付埋めてしまいたいみたいな野望はかまわないが、意味ないね。四股名は戦前にあったような古風なものが一番いいんじゃないかと思います。

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高田川役員待遇委員の嫌味炸裂!こんな強硬派がいるんじゃたまんねなー

 本日の東スポ「高田川委員のフイ打ち尋問に右往左往」という記事が凄いねえ。13日午後3時過ぎ高砂理事(元大関朝潮)が協会広報部で高校野球を観戦していたところ、突然、反朝青龍派の急先鋒、高田川巡業部契約担推進担当副部長(役員待遇=元大関前の山)が部屋付の千田川親方(元関脇安芸乃島)を引き連れて現れ、「朝青龍は本当にノイローゼなのか?」と尋問、高砂理事は無言で何も答えられず、冷や汗を流すほかなかったという。そのあとの高田川と千田川の掛け合いの嫌味が凄いよ。

 さすがにやり手の高田川だな、場外戦も仕掛けてくるのか。東スポ記者は、モンゴル帰国は理事会(役員待遇は評決に加われないが、理事会に出席して意見を述べることができる)で高田川が強硬に反対するのでありえないということを書いています。
 高田川は相撲取にノイローゼなんてありえないという持論のようでずが、こんな強硬派がいるんじゃ朝青龍も神経症になるよ。高砂と高田川は天敵らしい。天敵が突然子分を連れて現れたんじゃ、ぬいぐるみ的キャラクターの高砂じゃ切り返すのは無理だろ。

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2007/08/13

コメントの回答

11日スポーツ報知9面の記事はこうです。
「大関琴欧洲(24)=佐渡ヶ嶽が古傷の左ひざを負傷した。10日の北見巡業で明かしたもので『じん帯がグラグラしている状態』と表情を曇らせた。2日の部屋のけいこで再発したという。巡業の朝げいこでは土俵に姿を見せるが、申し合いは行っていない。秋場所(9月9日初日両国国技館)ヘ気になる状況だ。」
 古傷を再発させたの巡業ではなく直前の佐渡ヶ嶽部屋でのけいこらしい。巡業では申し合いをできない状態というのが正しい情報です。正確さに欠く表現について訂正致します。

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2007/08/12

朝青龍の名誉と地位を守れ

2チャンネルをみてきたが、少数意見だが、朝青龍擁護派の論陣すごいねえ。

感心したものを引用しておきます。

【第68代横綱】朝青龍 明徳 Part125 の110

Q 仮病だろ!?
A 左ひじ内側側副じん帯損傷、左尺骨神経痛、医師の判断による腰の疲労骨折と公式発表されています。
  http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20070731-OHT1T00050.htm

Q 骨折なのに反り返りヘッドw
A 骨折ではありません。疲労骨折です。通常の歩行及び軽度の運動程度は十分可能です。
  http://www.hamaspo.com/sport/vol_163/genba.html

Q サッカーできるなら巡業出ろ!!
A イベントはモンゴル国主催による子どもたちを対象としたチャリティー大会で、当初朝青龍の参加の予定はなかったが、帰国を知って日本の外務省を通じて参加を要請。 「治療のための帰郷と(朝青龍から)説明を受けましたが、 半ば強引にお約束させていただきました
  http://sports.nikkei.co.jp/flash_k.cfm?news_id=97152

Q 朝青龍は巡業を急遽参加しようとしたが拒否られたんだよな!?
A 朝青龍は巡業開始前の30日に帰国予定でしたが、大島巡業部長(元大関旭国)と高田川契約推進担当副部長(元大関前の山)は、夏巡業(8月3日から北海道など)の強行参加を拒否しています。
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070728-00000007-dal-fight
  http://www.news24.jp/90468.html モンゴルサッカー協会総秘書長B・ガンボルド日本相撲協会に謝罪嘆願書全文(NNN24)

雑談 の100

前田山→1場所休場
本場所休場して帰京した日に日米観戦

北の富士→無問題
本場所を不眠症を理由に休場してる間に女連れてハワイでサーフィン

貴乃花→無問題
巡業をケガを理由に辞退して巡業中にフランス旅行

朝青龍→2場所停止+謹慎4ヶ月
巡業前の夏休み期間中に、親方が巡業の休場届けを出した日にモンゴルでチャリティーサッカー

 貴乃花のフランス旅行っていうのもあるんだな。朝青龍は貴乃花より横綱として品格・力量とも格上だと思う。7場所連続優勝、年間6場所優勝、年間最多勝の記録保持者だ。大鵬や北の湖を既に越えているんだよ。貴乃花は性格暗い感じ。貴乃花がよくて朝青龍は悪いというのは、後見者の元大関朝潮と、元理事長先代若乃花との力関係の差なのだろうか。

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細木数子もヒジの故障は事実と発言

芸能系ブログで、朝青龍を公私ともにかわいがっていた細木数子の8月10日番組発言が採録されている「細木数子がブラ透けたまま語る朝青龍の体調の真実」http://widegeinou.blog39.fc2.com/blog-entry-1173.htmlですが、「彼は本当に腕(の具合は)悪かった。ひじはいつも痛い痛いっていってた。これは事実。」と言い仮病説を否定してます。ただ細木は処分に従い辛抱すべきだと言ってますが、私は処分自体撤回されるべきだと思いますので考えが違いますね。

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朝青龍批判の産経新聞の論点納得できない

 本日の産経記事、朝青龍騒動3つの非http://www.sankei.co.jp/sports/fight/070812/fgh070812000.htm仮病疑惑による朝青龍批判が苦しくなったとみえて、土俵からいきなりグラウンドに舞台を代え、サッカーに興じたことが、けがのリスクがあり力士放棄に相当する行為などと言っている。輪島のランニング調整は角界の習慣にないので非難されたが、あの程度のランニングがそんなに悪いことか。朝青龍の運動神経では問題ないように思えるが。子どもとの草サッカーで2場所出場停止、4ヶ月謹慎処分。ハワイでサーフィンでは注意処分という落差は大きい。
 これまでの師匠高砂親方の記者会見では廃業を強いるという方針はとってないのでほっとしたものだが、産経記事は双羽黒を引き合いに出している。これは師匠立浪との人間関係が完全に破綻してしまったケースで今回のケースとは違う。既に高砂は記者会見で彼は犯罪を犯したわけではないと庇っており師匠との関係は険悪ではない。
 しかし産経記事は「廃業させろ」との声が協会内で上がっていると書いてあり、廃業選択がベストと読める。そんなに人の職業を奪うこと、生計の資を奪うこと、他人の不幸をみるのが楽しいのか。
 朝青龍は既に大横綱なのである。実績からいえば国民栄誉賞候補に挙げてもよいくらいだ。

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北の富士サーフィン事件と比較して朝青龍の処分厳しすぎ

 本日のスポーツ報知で遂に解説者の北の富士勝昭氏がコメントを出しました。次の記事のように高砂親方の対応を批判しております。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20070812-OHT1T00077.htm

 うーん。しかし今回の場合は怪我をしていて、朝青龍は療養のため帰国していたわけで、昭和47年の名古屋場所全休直後ハワイでサーフィンしたのとは事情が違うよ。
 廃業したとはいえ、一門の先輩だから、高砂理事を批判したのだろうが、NHK解説者として協会とは良好な関係を維持したい立場だから協会批判はしてないね。スポーツ報知は高砂一門の理事改選問題に絡めた解釈をしているが、そこまでいやらしい意味はないだろ。
 ただ朝青龍が悪いとは一切言ってないからそれなりに好感のもてるコメントではある。
 
【第52代横綱・北の富士のハワイ騒動】72年夏場所を不眠症という極めて異例な病名で途中休場。名古屋場所を全休したが、直後にハワイでサーフィンに興じる姿が通信社にキャッチされた。すぐに帰国したが協会に注意処分を受けた。これに奮起して夏巡業にすべて参加し、秋場所を全勝優勝(スポーツ報知より引用)
昭和47年 5月 東横綱  3勝 6敗6休(不眠症)
昭和47年 7月 東横綱 15休    (右手中指第 2関節脱臼及び捻挫)
昭和47年 9月 東横綱 15勝   優勝
http://gito2.blog39.fc2.com/blog-entry-506.html(コメント欄から引用)

 サーフィンで注意処分と、今回の朝青龍の処分と比較すれば、今回は格段厳しいね。朝青龍に同情しますよ。

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確信犯よばわりした小田晋はひどいんじゃないか

 中田英寿氏が「食事の皿を取るにさえ痛がっていた」と述べているように、朝青龍は仮病じゃないんだよ。
 夕刊フジ8月6日朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃!http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_08/s2007080602.html 
「相手は確信犯の横綱」というの小田晋の意見を批判する専門家のサイトを発見した。
ほら出た!・・『朝青龍診断医は包茎クリニックだった』 冗談じゃない!
http://blog.goo.ne.jp/skyoko05/e/40a9782a00b746c9744e9b6c612789f8
なるほど、「なんのエビデンスもないじゃないか」という批判は正当だな。
 13日にも第三の心療内科医が派遣xされる一方、「包茎クリニックだった」と話題になったの本田昌毅医師も継続して診療するという。国民総評論家状態だから注目せざるをえないな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000064-mai-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070812-00000040-spn-spo

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2007/08/11

中田英寿氏が仮病説を全面否定

中田英寿氏が遂に自身のホームページで朝青龍の仮病説を否定しました。怪我はまぎれもない事実だと言ってます。
http://nakata.net/jp/hidesmail/hml290.htm

http://www.sanspo.com/sports/top/sp200708/sp2007081102.html

本日の東スポで朝青龍はアドマイヤ馬主で知られる後援会の近藤利一氏の格闘技に転向するのかと云ふ質問に対し「オレから言ったことはない。オレは相撲一本だ」と答えたと載ってます。これだけ叩かれても相撲一本だというのは大変立派なプロ意識だと思います。正に名横綱ですよ

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仮病なわけないでしょ

 本日のスポーツ報知で大関琴欧州が北海道巡業で古傷再発、左ひざじん帯がぐらぐらしている状態、秋場所の影響かず懸念されるという記事を読みましたが、巡業で怪我をするのはよくないです。
 むかしは、2月以外は巡業をやっていた記憶がありますが、近年大相撲の地方巡業がかなり減っていました。今年は地方巡業の興業日数を増やしているようです。協会の営業努力を認めますが、だからといって、巡業休場にあまり目くじらをたてるのはどうかと私のような部外者は思いますね。
  本日のテレビ朝日サタデースクランブルでモンゴル制作のテレビ番組の朝青龍のインタビューで「横綱の責務は常に勝って優勝すること」と答えていたのを見ましたが、とすれば巡業は無理せず、本場所を万全の体調で臨むというのが彼の仕事に対する責任感のようです。むろんの多少の怪我でも巡業に出て営業政策に協力するのが責務という考え方もあるでしょうが、仕事に対するコミットメントについての見解の相違であって、朝青龍が不真面目なわけではありませんよ。
 双葉山は昭和14年春場所に安芸ノ海に70連勝を阻まれましたが、その場所は両国、鹿島洋、玉ノ海にも負けてます。双葉山は前年夏の満州巡業でアメーバ赤痢に罹り、9月の大阪準場所を休場してますが、赤痢で40キロも体重が落ちていたとのことです。14年春場所は休場してもよかったと思いますが、双葉山は玉錦急死、武蔵山休場で責任を感じ、無理をして出場したため4敗もしたわけです。夏場所は全勝してますから、これはものの考え方で、休場をはさめばもっと連勝記録は伸びたと思います。休場したほうがよかったということもできるのです。
 右四つの型を持っていて双葉山の再来との高い評価のあった横綱玉の海が現役で急死したことはとてもショックでしたが、その要因としてウィキペディアは「虫垂炎については最終場所となってしまった1971年9月場所の時、すぐにも手術が必要な状態だった。しかし横綱としての責任感と、場所後にひかえた大鵬の引退相撲に出場するために、虫垂炎を薬で痛みを散らしながら土俵を務め続け、これが命を縮めたともいわれている」とされています。
 大鵬は稽古で鍛えられた同門の先輩でした。玉乃島時代、初めて大鵬に勝った時、一礼をしたとても礼儀正しい態度が印象に残ってます。そういう横綱なので引退式に出るのは責務と考えたのでしょうが、義理を果たして自分の命を縮めた判断については私は疑問に思います。
 であるから、朝青龍の夏巡業休場も責めないでください。高砂親方は知人の医者から無理矢理記者会見に引っ張り出すなと忠告されたようですが、仮に記者会見を開いても、朝青龍は謝罪することはないし、反省する理由もない。
 松田忠徳『朝青龍はなぜ負けないのか』新潮社2005年を読みましたが、朝青龍が場所後、後援会の宴会などにあまりつきあわず、モンゴルに帰ってしまうのはつきあいで体調をくずさず、常勝を続けるためのプロ意識、自己管理だということが書かれてました。朝青龍の考え方のほうが合理的です。
 ところでサタデースクランブル出演した精神医学者の作田明が今坂康志医師http://www.oizumibyoin.jp/omc/overview_clinic.htmlの「急性ストレス障害」という診断に疑問を呈してました。「急性ストレス障害」は殺されそうになったりレイプされたというような物理的な外傷経験によりなるのであって、処分通告程度ではみたいなことを言ってましたが、これはどうでしょうか。専門家でないので批判はできませんが、一部マスコミと多くのアンチ朝青龍世論の仮病演技説はいくらなんでもひどすぎると思います。二人の専門医が診断し、朝青龍を慰問した島村元農水相、松浪代議士、後援会の近藤利一氏が深刻な病状を伝えているので仮病なわけないでしょ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000006-dal-fight

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2007/08/09

朝青龍を政治的にでも救済すべきだ。モンゴル帰国も認めるべきだ。

本日21時のニュースによると北の湖理事長は「気持ちとけがの両面で、治療と療養に専念してほしい。モンゴルへの帰国は当然ありえない」と語ったと報道されてますが、治療に専念させるならこのさい処分を撤回する英断を望みます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000091-mai-spo

本日の東スポ「『急性ストレス障害』と診断された横綱朝青龍(26)の病状に日本相撲協会の巡業部関係者から疑問の声が出ている。『この程度で病気になるような精神的に弱い人間が横綱になれるはずがない』というのだ」という記事ですが、この認識は間違ってます。急性ストレスの耐性と力士としての地位・実力とは別の事柄でしょう。心の病に理解のない協会執行部の方針で朝青龍は潰されてしまいそうです。
前回エントリで引用した福島章名誉教授の論文や著書は特に性に関するテーマで若い時によく読みました。私自身の思想形成にも影響を受けてますが、精神医学の第一人者ですよ。「もともと精神力の強い人間ならこの試練を自力を乗り越えることも可能ですが、彼がそうとは限らない」と言っていることに注意して下さい。
 本日の夕刊フジ、高須基仁のコラムが朝青龍同情論です。座敷牢の蟄居閉門みたいだと言ってますね。たぶんモンゴルでは座敷牢に閉じこめて制裁するというじめじめした文化はないんじゃないですか。
 モンゴルの英雄にとってこれほどの屈辱はありません。やってはいけない処分をやったと思います。遊牧民族の生活慣習からみても、朝青龍の勝ち気で行動的な性格からみても、四ヶ月も軟禁生活を強いられるのは想像を絶する苦痛ではないでしょうか。処分は予測する範囲を超えて苛酷なものだった。横綱になるほど強い男だから、軟禁生活の耐性があるというものでもないでしょう。急性ストレス障害になるのも無理もないです。
 69連勝の金字塔を立てた不世出の大横綱であり、人格者として誰も疑わない双葉山にしても引退後、警察に逮捕されたことがあります。 昭和22年(1947年)1月、璽光尊事件--金沢で璽光尊率いる教団・璽宇が世直しを掲げて独自の内閣構想を打ち出し、「元号」を霊寿と改め、天変地異の預言を喧伝して私造紙幣を発行していたが、食糧管理法違反容疑で警察が急襲し乱闘の末、璽光尊(長岡良子)と教祖護衛のため警官隊を相手に大立回りを演じたとされる元横綱双葉山が逮捕された事件(不起訴釈放)--のことです。
 しかしだからといってこの事件で双葉山の実績や名横綱という評価に傷がつくものではなかったのである。後に理事長に就任している。
 朝青龍は疾病により巡業の休場届をしただけで、全実績とそのステータスが否定されようとしている。こんなばかなことはないですよ。かりに巡業軽視との批判が正当だとしても朝青龍への懲罰は十分過ぎるほどきいています。もうこれ以上攻めるべきではない。文科相は北の湖を呼び出して処分撤回を勧告すべきです。文科相がダメなら首相の出番だ。朝青龍救済のサブライズで人気を挽回するチャンスなのでは。

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2007/08/08

治療のため処分は白紙に戻せ

  本日の日刊スポーツの福島章上智大名誉教授(精神医学・犯罪心理学)のコメント「急性ストレス障害とは、これまで自由気ままにやってきた人が、急なストレスを与えられて、精神が不安定になる症状です。ほっておけば抑うつ状態になります。、最適な治療法は、もう一度好きな環境に戻して自由にすることです‥‥もともと精神力の強い人間なら、この試練を自力を乗り越えることも可能ですが、彼がそうとは限らない」とし、謹慎処分の執行猶予としてモンゴル帰国を勧めておられます。これが、まともな見解でしょう。
 私は横綱のこれまでの実績と相撲協会への貢献度から、十分懲罰はきいたことだし、処分を白紙撤回して元のように気儘にやってもらうのが一番良い治療法じゃないですか。本人はもちろん、ほっておくとモンゴルとの友好関係も心配です。

 ところがスポーツ報知http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000100-sph-spoによると、大島巡業部長(元大関旭国)は「急性ストレス障害など心の病の診断書が公になっているが『ストレスなら汗をかけば治る』」という無茶苦茶な見解だ。精神医学を知らない人の根性論じゃ何も解決しませんよ。

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2007/08/07

急性ストレス障害か

 本日夕方のニュースですが朝青龍は協会指定の精神科医から「急性ストレス障害」と診断されたとの報道があります。
 夕刊フジhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000010-ykf-spo
 横綱は電気を消したリビングでソファに座り目をつぶり目をを開くと1点をみつめたままだという。私のような素人にはわかりにくい分野ですね。軽いのか重いのか見当がつきませんが、協会指定の医師はうつではないと診断したので少し安心しました。
 本日の日刊スポーツで大島巡業部長が(元大関旭国)が、まず師匠の下で汗をかいて稽古しろ稽古ができなければ引退だと突き放したと報道されてますが、いくらなんでも稽古は無理だろ。

 ところで横綱の起源について和の学校のサイトhttp://www.wanogakkou.com/culture/020000/020501_sumo09.htmlによると「吉田司家19世当主吉田追風は、‥‥上方で流行していた「黒白横綱」をさらに洗練させ、純白の綱とした。そして神社のしめ縄につけられている幣(ぬさ)をぶらさげ、神格化したのである」という。横綱は吉田司家のアイデアだったわけだ。いずれにせよ横綱には幣(ぬさ)が垂れているので神格化されたステータスと外国人が認識してもおかしくない。
 朝青龍の7場所連続優勝は史上初の快挙である。多分、最強ランクの横綱である。まだ26歳だから順調にいけば大鵬の優勝記録の更新も可能だ。これだけ凄い実績で角界第一人者が、谷底に突き落とされたようなショックを覚えるのは十分理解できる。祭り上げられた人をなんでよってたかって谷底に落とすんだ。石が流れて木の葉が沈む思いになるのは当然だろう。
 どうして、こんな厳しい処分になったのか考えてみたが、相撲協会はマスメディアの報道に過敏だったのか。よくいわれることだが、相撲協会のマスコミ対策が横綱審議会である。新聞社やNHKの会長、社長クラスが委員になっている。一部週刊誌が「八百長問題」などで騒ごうとも大マスコミが乗って来ない以上安泰という戦略である。今回のマスコミ報道はあまりみてないが、週刊誌あたりが記事にするのとは違って、協会にとってこたえたのだろう。しかし世間を騒がせたから罰が重くなるというのは、論理的な思考をする人(たぶん朝青龍も)には理解しがたいのである。北の富士が休場中にサーフィンをやって厳重注意という前例が掲示板などに書き込まれていたが、それとの比較でも重いと思う。
 既に文部科学大臣が処分にお墨付きを与えてしまったので撤回が難しくなったが、本日の夕刊フジによると、6日横綱と面談した島村宣伸元農水相は「大横綱に申し訳ない」「傷つきおかしくなったら人道上問題」と言ったらしいがこちらの意見がまっとうに思える。島村氏によると朝青龍は、行司木村庄之助の引退時に花道から下がらないで待ち、自らの懸賞金を抜いて「ご苦労さん」と手渡したのだという。気さくで人の良い横綱じゃないですか。世論はなんで冷たいの。

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